昨年、学習センターで梅干しの講座を受けました。梅酒や梅サワーは何年来作っていますが、梅干しは初めてでした。
素人なので塩分20%です。昨年は、重しがきつかったせいでつぶれた梅がたくさんありました。でもご指導のおかげで、とっても良い色の梅ができました。しそは漬けた翌日から食べてもよいと言われ、そのしその香りが何ともいえず、おにぎりにしてよく食べました。
梅干しをつけたら、続けて何年かは漬けないといけないらしく、そんなことを聞いたら漬けないわけにもいかず、今年も挑戦することになりました。昨年梅がつぶれたので、随分悩んだ挙句、今年は重しなしで、ガラス瓶で漬けてみることにしました。ガラス瓶を毎日振るため、梅の量は1kg200です。少量にしました。
梅をもいだのが5月の終わり。まだ青梅です。
「梅干しが黄色く色づいて、いい香りがしてから漬けるといいよ」のアドバイスを受けました。二週間近くたっても半分以上は、色があまりつきません。反対にしぼみ始めています。待つのもここが限界。私としては良く待った。

6月11日朝、塩漬けしました。塩をまぶして瓶に入れると、梅の良い香りが、私の鼻孔を刺激します。「よし、よし」
瓶を振ります。振ります。結構熟していたので、間もなく水分が出始めました。

6月12日夜には、塩も溶け、梅が白梅酢でかぶるほどになりました。「梅が完熟してから漬けるといいよ」のアドバイスを実感しました。
6月13日、しそを塩でもみあく抜きして入れました。しそは500g、塩は20%です。しそはちょっと多めに。塩の量の半分でしそをもみ、数回あくを捨てて、白梅酢で再度揉んでから、瓶にしそ・梅・しそ・梅・しそ・残り半分の食塩を入れます。昨年のプリントにはこのように書いてあります。
失敗、失敗。
私、先ず、半分の食塩でもみ、数回あくを捨て、また残りの半分の食塩で揉んで、あくを捨てたんです。ということは、食塩の量が減っているってことですよね。
どうしたらいいの?

結局、小さじ2杯くらい食塩を追加して様子を見ることにしました。
梅にだんだん色がついてきています。日に日に濃くなってきています。昨年のプリントには、梅としそが梅酢でひたひたになるように、重しをして下さいと書いてあります。
どうか、無事に何事もなく土用干しを迎えて!!
以来、小心者の私は、ペットと遊ぶように瓶を転がしています。