金沢市にある、にし茶屋街。
料亭やお店が並んでいます。
写真右側が西茶屋街資料館。
中へ入ってみました。
こちらは吉米楼(よしよねろう)の跡地に作られたとのこと。
吉米楼とは小説家 島田清次郎の母方の実家が経営していた芸妓置屋で、幼い頃暮らした場所だそうです。
資料館の一階は島田清次郎の資料があり、二階は茶屋街当時の品が展示されていました。
島田清次郎の代表作「地上」は、幼い頃から芸妓や貧しい若者の悲惨な暮らしぶりを目の当たりにし、政治家がまともな政治をしないから貧民が大勢いるのだという憤りから、執筆された作品だそうです。
川端康成と同じ時代を生きた島田清次郎。恥ずかしながら、今まで知りませんでした。
短い滞在時間ではありましたが、世の中を良くしたくて必死だった若者を知る事が出来た、貴重な時間でした (^-^)