よしなしごと日記

日常の出来事や、お出かけした場所の紹介などをしています。

兼六園

2016-05-04 23:41:20 | お出かけ


日本三名園のひとつ、兼六園。
江戸時代にこの地を治めた前田家の歴代加賀藩主が180年もの歳月をかけ、作庭したのだそうです。
その面積は11ヘクタール。ピンとこない数字ですが、東京ドーム2.4個分の広さというので、かなり大きい庭園ですね。

写真は徽軫灯籠(ことじとうろう)。
兼六園のシンボルです。金沢のマップでは兼六園を指すマークはこの徽軫灯籠が描かれていましたよ~
名前の由来は琴の糸を支える柱からきているのだとか。琴の画像を見ると、なるほど灯籠の脚に似ています!



唐崎松(からさきのまつ)。
霞ケ池の水面を這うように枝が伸びています。裏側から撮ったので良さが伝わりにくいのですが。
立派な黒松だなぁ。



雁行橋(がんこうばし)。
石の形が亀に似ているので別名、亀甲橋。
11枚の赤戸室石で雁が列をなして飛んでいる姿に作られたそうです。
石橋ひとつ取ってもオシャレに作ってありますね。



素敵な景色が現れ、思わずパシャリ✨
これは、カキツバタが咲き終わってしまったところでしょうか。咲いていたらまた見事だったでしょうね~



成巽閣(せいそんかく)。
前田家の奥方御殿。国の重要文化財に指定されているそうです。
今回は中に入らず。



根上松(ねあがりのまつ)。
高さ15メートルもある黒松の根が盛り上がり、地上2メールまでむき出しに!
なん股にも分かれている根の間は、人が何人か中に入れちゃいそうな空間です。



時雨亭(しぐれてい)。
足が疲れたので一服することに。



お抹茶と ねりきりを頂きました。
ねりきりの名前は花菖蒲。優しい甘さとお抹茶のほろ苦さのおかげで、疲れが癒されます (´∇`)



時雨亭のお庭。
お抹茶を、頂いた後は縁側に座ってお庭を眺めます。私にとっては非日常の空間ですが不思議とのんびりできました。



瓢池(ひさごいけ)、翠滝。
兼六園の中で初めに作られた地にある瓢池。



夕顔亭。
1774年に建てられ現存している茶室。
夕顔は ひょうたんの古語だそうで、瓢池の近くにあるからその名をつけたのかしら、、、
わびさび感と言うのでしょうか、何とも言えぬこの雰囲気が良いなぁ!



噴水。
日本最古と伝えられている噴水です。
高い位置にある霞ケ池から水を引き、その落差を利用して水が吹き上がっているそうです。
その高さは3.5メートルにまで上がるだなんて、江戸時代の技術、恐るべし✨



黄門橋。
横から見ると二枚重ねに見えますが、実は一枚岩なんですって。遊び心がありますね!



兼六亭。
お腹も空いてきたので遅めのランチを取ることに。



金沢の郷土料理、治部煮(じぶに)がのった、じぶそばを注文。
鶏肉がとろみをつけて煮てあり、優しい味でした。またひとつ、名物を知ることが出来ました👏



お店を出ると藤棚がありました。ちょうど見頃で綺麗~


兼六園に来たのは二回目。以前来たのは大河ドラマ、利家とまつ がやっていた年だったかと思うので、もう14年も経つのかと自分の事ながら驚いてしまいました。
あの時は親友と恋話やら仕事の話やらをしながら旅行したなぁ、と懐かしく思い出しました。友人と作った金沢の思い出に加え、今回もまた新たに知った事が沢山あり、良い思い出になりそうです (^-^)