記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

人間ドック

2009年02月13日 22時49分05秒 | Weblog
今年初の苦しみだ。

バリウムを飲むのがイヤで、胃カメラを追加した。胃カメラもキライだが、あばらの中央に白く写る面白みのない胃の形をみるよりは直に胃の中の粘膜が見たい。今回は先生が優しくて、強引に管が入らなかったのと、看護士さんが大袈裟すぎるほどいたわってくれたのが幸いした。とはいっても嘔吐反射を何度か繰り返してしまったが。
術中横になった前方には、まさに自分の胃の中の様子が映し出されている。こんなにヒダがあるんだ。なんて幾何学的!大学の時は病理の実習で顕微鏡で見る組織図を書いたが、マクロな実寸図はそういえば見ていない。保存が困難だからだろう。しかしあんなひだひだしたものが私のカラダにいるかと思うと実に不気味だ。何故ヒダになっているか。理由は食べ物が胃に入ってくると、元の大きさの1,5倍になって胃の容量を大きくするからだ。(ギャル曽根ちゃんにはあてはまらないかな)
結果はまずまず。軽い胃炎程度と食道に炎症の跡があるだけですんだ。 終わったあとは目尻に涙が溜まっていた。
次に痛かった、マンモグラフィ。
一昨年の検査ではそうでもなかった気がしたが、単に記憶の彼方に飛んでいったからなのだろうか。今回は2方向から撮影したから合計4枚。まさにプレス機に挟まれた感じ。(ターミネーター1のラストシーンでシュワちゃんがプレスされるのを知ってますか?)
機械である程度挟んだあと、さらに技師の女性がコルクをひとひねり閉める。「イッタイんですけど~」
挟まれた胸はきっと無惨な姿にちがいない。私は恐くて見る事ができなかった。しかし帰社して感想を述べると、「ぺちゃんこだったよ~」とあっけらかんと答えるIさん。実に勇気ある行動だ。


fine ART photographer Masumi
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2 コメント

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プレス (nikoniko)
2009-02-15 00:44:56
見事に・・・ぺちゃんこ。ちゃんと見たよ。
確かに最後に“ひとひねり”あったあった。
女性の技師さんは気持ちがわかるのか
「すみませ~ん」と言っていた。
まわりの話とおりだったわ~
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見るべきだった! (mamitan)
2009-02-15 10:19:48
技師さん、何も言わなかったよ。

私が辛そうな顔してなかったからかな

顔は平静装ってたけど、内心は叫んでたのに

来年のお楽しみにとっておかなくちゃ
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