記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

辞書を想う

2012年05月09日 21時24分46秒 | Weblog
おととい、FBのお友達のIさんに教えてもらった本を探しにお昼休みに三省堂書店を訪れると、その本は本屋大賞であることを知らされた

辞書づくりに携わる人びとの過程をえがいている。
あまりにも読みやすかったので、2日で読んでしまった

いま、この部屋にある辞書は先日実家から持ち帰ってきたドイツ語の辞書しかない。
普段は電子辞書を使っている。
電子辞書に比べてずしりと来る辞書をあらためて手にとる。

こんなに薄い紙なのに文字が裏写りしていない。これ、今まで気づかなかったけど、凄いことなんだね
わたしは、辞書の紙の薄さが好きだったことを思い出した。
捲る感覚も音も好き。
少しでも厚みがあると、紙を掴みにくくなるから気持ちよくめくれない

そんなこと無意識に判断していたけど、この本を読んで改めて感じた

意味を知らなければ、理解できない。伝える手段としてのコトバとしての意味をなさない。
でもコトバがあるからこそ、だれかと共感でき、つながることが出来る。
画像だけでは伝わらないことも、一言添えることで現物を見ていない相手に、より一層想像を膨らませることだって出来る。

書くことが好きでこのブログを始めて、早4年。自己満足のたぐいではあるが、伝えたかったことは届いているのだろうか

本のなかで出てきた初めて聴いたコトバ
「めれん」ってなんのことかわかる?
早速電子辞書で引いてみると、「お酒にひどく酔うこと」だそうです。

これって死語?と不安になったのは「下駄箱」
つい先日書いたブログ、「忘れられない話 part 1」でも当たり前のように書いたけど、今は「靴箱」と言うそうです
たしかに私が小中学校高校と、下駄なんか履いていなかったけどさ




電子辞書だと、調べた単語だけが表示されるけど、
辞書なら気まぐれにほかの単語まで見たくなってくるんだよね

今は便利な電子辞書があるし、iPhoneや、スマホにダウンロード出来る辞書のアプリがある。
でも、ずしりと来る重みのある辞書もたまにはめくってみたい

コメント
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