シャラポワ、ヒンギスら準々決勝へ…東レテニス (読売新聞) - goo ニュース
先週全豪テニストーナメントが終わったばかり、シャラポア、ヒギンスたち世界のトップクラスが日本に集まり、ばしばと打ち合っている。選手たちは休む暇がないですね。ヒギンスの5年ぶりの復活で、世界のテニスは人気沸騰、今年も目が離せません。
ヒギンスといえば、8年ほど前の彼女の全盛時代の試合を見たことを思い出す。
アメリカに駐在していたころ独立戦争の休日の時に、急に全英オープンを観たくなり、家内と息子と3人で、何の準備もせずに、英国へ飛んだことがある。チケットは1万ドルで裏ルートの切符なら買えると言う。何とかなるだろうとの軽い考えで、兎に角ウィンブルドンへ地下鉄に乗って行った。驚いたことに大勢の人がテントを張って並んでいる。次の日の試合のチケットを買うためには10時間以上前からいい席取るなら2日前から並ぶと言う。小さなテントを張って、ラジオを聞いたり、本を読んだり、話をしたり、おのおの好き勝手に楽しんでいる
(これをQueueingというらしい。)
次の日デパートで寝袋を買って並びに行った所、殆ど人影がなく静かだ。どうしたんだろうと散歩していた人に聞いたところ嵐が来るからだと言う。運を任せに野宿を決めた。星空を眺めながらぐっすり眠り、目をさめると多くの人が並んでいた。嵐は来なかったのだ。新聞やコーヒー売りが来るは、サービスのT-シャツを配りに来るはで、賑やかになりまるでお祭り騒ぎだ。12時間は並んだであろうか、お陰でセンターコートの前から3列目のチケットを入手した。準決勝戦ヒギンスとビーナスの迫力ある戦いを目の当たりに観戦でき、最高であった。チッケット代は、たったの一人4000円程度であったと記憶する。