腎臓がん物語 桜が舞い散る頃までは…

2015年5月末日、左腎細胞癌発覚
8月手術、同年11月多発肺転移。
バツイチ独り暮らし46歳

ふりかえれば10年前か?(腎結石と腎嚢胞)

2015-07-20 09:08:44 | ~腎細胞癌発覚まで
およそ10年前、左尿路結石の為、P病院の待合室のソファーで痛みで唸り声を上げていた。

「早く痛み止め打ってくれ~!」

ご存知の方々も多いと思うが人間の痛覚のワースト5に入る激痛…

ボルタレン座薬と筋肉注射の痛み止め?をしてもらい、
なんとか痛みは落ち着く。

尿検査で出した尿は「ほぼ血…」うわぁ~(汗)

その後、腹部エコーで結石を確認。

女医の話

「makotoさん、左腎臓内に5mm大の2つの石と上部尿管に4mm大の1つ石があります」

「尿管内の石は自然に排出すると思うので、このまま様子を見ましょう」

「それとですね、左の腎臓に3cm程の嚢胞があります。誰でも出来るものなので心配ありません」(後にこれがT1bの嚢胞性腎細胞癌と診断される事になる)

「それより、高度な脂肪肝です。高脂血症です。」
「まぁ、まだ若いので脳梗塞等の合併症が出るのは10年は先なので、治療していけば大丈夫です」


しばらく通院し高脂血症の薬であるリピトール錠(現在でも標準のお薬)を飲みながら、
2ヶ月に一度のエコー検査で脂肪肝と左腎臓の結石の経過観察が続いた。

(尿路にあった4mm大の結石と腎臓内の1つの結石は、のちに自然排出された)


それから3年くらいはマジメに通院したと思う。

ただ、ある診察で女医が、

「左腎臓内の残りの石が出ませんねぇ~ このまま出ないと癌の原因となる事もあるんですよねぇ~」

じゃあどうにかしてくれよ!

と思ったが、この時点での結石の大きさは5.5mm~6mmくらい。

「体外衝撃波結石破砕装置」で砕くには石が小さいらしい。

この頃の装置の精度では正常な組織まで傷つけるので、癌の恐れより傷つけるリスクの方が大きいという事で経過観察に。


この後、マジメに通院するのが面倒くさくなり、今年2015年までの約7年間、
エコー等の検査はやらなくなる。

嚢胞が癌化するとも知らずに…

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