◇また、映画備忘録

いろいろ観た映画を、それぞれひと言コメントで。
後半はかなりの辛口評にてご容赦あれ。

1974年製作「ダーティ・メリー クレイジー・ラリー」。
ピーター・フォンダと共演する、すれっからし女役は、「わらの犬」のスーザン・ジョージではありませんか!
決してステレオタイプな美人ではない彼女、独特の存在感と不思議ちゃん振り、なんともいえませんな。
後半の怒濤のカーチェイスと唐突な破滅的エンディング。
 すごい映画だ。

   

リュック・ベッソン脚本の「コロンビアーナ」。
復讐のために殺し屋になった少女のハードボイルド・アクション。
少女時代の主人公が、故郷コロンビアで追っ手から逃げる冒頭のアクションシーンは見もの。
リュック・ベッソンテイスト満載で、楽しいです。

   

ご健在でしたか、メル・ギブソン様!の主演で「キック・オーバー」。
何が凄いって、舞台となるメキシコの刑務所に度肝をぬかれました。
悪と不衛生と暴力の巣窟、実在した刑務所ですからね、これを見るだけで社会勉強になっちゃったな。
メル・ギブソンの甘いバリトン・ヴォイスに酔いながら、結末はよくあるハッピーエンディングで、めでたしめでたし。

   

チャニング・テイタムとマイケル・マクアダムス共演の「君への誓い」。
大きな交通事故による脳損傷から、命は助かったものの記憶を失った妻と、そんな彼女との愛を取り戻す夫。
 実話ですって、…またですか。

      

「ローマ法王の休日」。
法王逝去に伴い選出された新法王。
その重圧に耐えきれず逃げ出して…、と、もう少し面白い展開があるかと思えば、期待はずれ。
 イタリア語に耐えて観て、この展開は正直疲れるなぁ。

   

レイ・ブラッドベリーの原作を映画化した「サウンド・オブ・サンダー」。
1980年代の映画かと思いきや、2004年製作…!
 それなりのCG技術は使ってるはずなのに、どうしたらリアリティを感じさせない映像ができあがるのか、摩訶不思議。
緊張感の全く無いSFパニックアクション。
真面目に演じてる役者さんが、なんだか可哀想になってしまった…哀しきB級SF。

   
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