京都旅行3日目。
25日なので、天神さんのご縁日です。しかも12月なので、一年の締めくくりとなる「終い天神(しまいてんじん)」の日です。
これはもう、天神さんに行くしかない!ということで、北野天満宮へ行ってきました。
バス停を下りると、人、人、人……。終い天神だけあって、たくさんの人が訪れていました。
また、この日はちょうど高校駅伝の日だったので、その見物・応援の人もたくさん出ていたようです。
北野天満宮の参道には、たくさんの露店が並んでいました。お正月用品のお店も出ていました。
境内に入ると、本殿の前にはお参りの人で長蛇の列ができていました。
↑終い天神の日の北野天満宮。本殿前には長蛇の列が。
この時期、北野天満宮ではお正月用の縁起物が売られます。
その一つが「大福梅」です。
北野天満宮の梅林でとれた梅の実をからからに干したもので、これを元日の早朝、お茶やお湯に入れて飲むと無病息災と言われています。
そのほか、元日から小正月くらいまの間に使う「祝い箸」、家の玄関にかける「守護縄」、お屠蘇など、お正月ならではの品が売られていました。
↑北野天満宮で売られる正月用の縁起物
北野天満宮を出た後、聖護院の近くにあるおそば屋さん、河道屋養老へ行きました。
以前このブログでも紹介させていただいた木下明美さんと、2度目のオフ会です。
河道屋養老の名物「養老鍋」を二人でいただきました。
お出汁がとても上品で、京野菜もたっぷり入っていて、かしわ(鳥肉)も柔らかくて脂が乗っていて、とてもおいしかったです。
河道屋養老さんは、門構えも建物もお庭もとても風情があって、本当に素敵なお店でした。
聖護院のあたりの閑静な雰囲気ともあいまって、ゆったりとした冬の午後が過ごせました。
木下さんも南座の顔見世をごらんになったとのことで、お芝居の話でも盛り上がり、とても楽しいひとときでした。
木下さんは、後にお孫さんたちとのクリスマス会を控えておられるとのことで、クリスマスを意識した色合わせの素敵なお着物姿でした。
木下さんのブログ「京都で、着物暮らし」でもこの日のことを紹介してくださっていますので、ぜひごらんください。
オフ会がお開きになった後、六波羅蜜寺へ行ってみました。
六波羅蜜寺では、毎年12月13日から30日までの間、「かくれ念仏」と呼ばれる念仏踊りが行われます。
「かくれ念仏」は、念仏が弾圧されていたころの名残だそうで、一見、念仏とはわからない「モーダー、ナンマイドー」の声とともに、僧侶が踊りながら念仏を唱えます。
法要が終わった後、参拝者は志を納めて内陣参拝をすることができます。
内陣参拝をした人には、厄除のお守り札が授与されます。私もお札をいただき、お財布に入れて持ち歩いています。
六波羅蜜寺の近くに「幽霊飴本舗」という飴屋さんがあります。
子どもを産んで亡くなった母親が、乳を欲しがって泣く子どものために幽霊となって毎晩飴を買いに来た、という説話に出てくる、由緒あるお店です。
素朴な感じでとてもおいしい飴です。
六波羅蜜寺を後にして、先斗町の洋食屋さんで夕食をとった後、木屋町の喫茶店「フランソア」でお茶を飲みました。「フランソア」のショートケーキは、生クリームがふんわりとなめらかで、とてもおいしかったです。
わずか3日間でしたが、もっといたような気分になるくらい、充実して楽しかったです。
今年は京都へ行く機会が多かったですが、そんな一年の締めくくりにふさわしい、良い旅ができました。
<本日のキモノ>
前日と同じ、紺の鮫小紋に星梅鉢の帯です。
終い天神の日だったので、梅鉢の帯はちょうどよかったです。天神さんのご紋も星梅鉢だからです。
坂田藤十郎襲名披露興行に、終い天神に、この帯が大活躍した3日間でした。
25日なので、天神さんのご縁日です。しかも12月なので、一年の締めくくりとなる「終い天神(しまいてんじん)」の日です。
これはもう、天神さんに行くしかない!ということで、北野天満宮へ行ってきました。
バス停を下りると、人、人、人……。終い天神だけあって、たくさんの人が訪れていました。
また、この日はちょうど高校駅伝の日だったので、その見物・応援の人もたくさん出ていたようです。
北野天満宮の参道には、たくさんの露店が並んでいました。お正月用品のお店も出ていました。
境内に入ると、本殿の前にはお参りの人で長蛇の列ができていました。
↑終い天神の日の北野天満宮。本殿前には長蛇の列が。
この時期、北野天満宮ではお正月用の縁起物が売られます。
その一つが「大福梅」です。
北野天満宮の梅林でとれた梅の実をからからに干したもので、これを元日の早朝、お茶やお湯に入れて飲むと無病息災と言われています。
そのほか、元日から小正月くらいまの間に使う「祝い箸」、家の玄関にかける「守護縄」、お屠蘇など、お正月ならではの品が売られていました。
↑北野天満宮で売られる正月用の縁起物
北野天満宮を出た後、聖護院の近くにあるおそば屋さん、河道屋養老へ行きました。
以前このブログでも紹介させていただいた木下明美さんと、2度目のオフ会です。
河道屋養老の名物「養老鍋」を二人でいただきました。
お出汁がとても上品で、京野菜もたっぷり入っていて、かしわ(鳥肉)も柔らかくて脂が乗っていて、とてもおいしかったです。
河道屋養老さんは、門構えも建物もお庭もとても風情があって、本当に素敵なお店でした。
聖護院のあたりの閑静な雰囲気ともあいまって、ゆったりとした冬の午後が過ごせました。
木下さんも南座の顔見世をごらんになったとのことで、お芝居の話でも盛り上がり、とても楽しいひとときでした。
木下さんは、後にお孫さんたちとのクリスマス会を控えておられるとのことで、クリスマスを意識した色合わせの素敵なお着物姿でした。
木下さんのブログ「京都で、着物暮らし」でもこの日のことを紹介してくださっていますので、ぜひごらんください。
オフ会がお開きになった後、六波羅蜜寺へ行ってみました。
六波羅蜜寺では、毎年12月13日から30日までの間、「かくれ念仏」と呼ばれる念仏踊りが行われます。
「かくれ念仏」は、念仏が弾圧されていたころの名残だそうで、一見、念仏とはわからない「モーダー、ナンマイドー」の声とともに、僧侶が踊りながら念仏を唱えます。
法要が終わった後、参拝者は志を納めて内陣参拝をすることができます。
内陣参拝をした人には、厄除のお守り札が授与されます。私もお札をいただき、お財布に入れて持ち歩いています。
六波羅蜜寺の近くに「幽霊飴本舗」という飴屋さんがあります。
子どもを産んで亡くなった母親が、乳を欲しがって泣く子どものために幽霊となって毎晩飴を買いに来た、という説話に出てくる、由緒あるお店です。
素朴な感じでとてもおいしい飴です。
六波羅蜜寺を後にして、先斗町の洋食屋さんで夕食をとった後、木屋町の喫茶店「フランソア」でお茶を飲みました。「フランソア」のショートケーキは、生クリームがふんわりとなめらかで、とてもおいしかったです。
わずか3日間でしたが、もっといたような気分になるくらい、充実して楽しかったです。
今年は京都へ行く機会が多かったですが、そんな一年の締めくくりにふさわしい、良い旅ができました。
<本日のキモノ>
前日と同じ、紺の鮫小紋に星梅鉢の帯です。
終い天神の日だったので、梅鉢の帯はちょうどよかったです。天神さんのご紋も星梅鉢だからです。
坂田藤十郎襲名披露興行に、終い天神に、この帯が大活躍した3日間でした。
私はすごい久しぶりにお不動様に行って来ました。
家を出れば、護摩やお守りのお焚き上げを観られたんですが
家を出るのがお昼過ぎだったので、もう火が消えてました。
forthedayさまは納め不動にいらしたのですね~!
お不動さんのご縁日も、護摩の焚き上げの荘厳な雰囲気があっていいですよね。
でも、納め不動の日は護摩の焚き上げも早仕舞いになってしまうんでしょうか……残念~~。
今年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m