舞姫

ひぐらし日記

新型コロナ治療薬、既存薬転用 

2020-08-17 | 日記
新型コロナ治療薬、既存薬転用 結果が続々判明へ
ヘリオスと米アサシスは体性幹細胞によるARDS(急性呼吸窮迫症候群)の治験中 
 脳梗塞、急性呼吸窮迫症候群の2つの国内治験が患者組み入れなど進捗順調
イベルメクチン(抗寄生虫薬)2015年ノーベル受賞大村智が開発
アビガン(ウィルスRANの複製阻害)抗インフルエンザ薬 妊婦への使用は厳禁
シクレソニド・オリベスト 気管支喘息薬(炎症抑制)帝人ファーマは解熱
ナファモスタット・フサン(たんぱく質の分解阻害) 抗血液凝固 急性膵炎 日医工
デキサメタゾン ステロイド系抗炎症薬 日医工他 厚労省承認(7月21日)
カモスタット・ファイパ(たんぱく質の分解酵素阻害)急性膵炎 小野薬品
アクテムラ(抗リウマチ新薬)は炎症抑制。中外製薬 抗サイトカインストーム
ケプサラ (抗リウマチ新薬)は炎症抑制。仏サノファなど
クロロキン(抗マラリア、免疫疾患)は炎症抑制。
ヒドロキシクロロキン(抗マラリア、免疫疾患)は炎症抑制。
アジスロマイシン(抗生物質)はたんぱく質の合成阻害
レムデシビル(低分子化合物で、RNAポリメラーゼの複製阻害)エボラ出血熱  
 ギリアドの臨床試験はいずれもプラセボ(偽薬)対照ではないことには留意が必要だ。
 厚生労働省は海外で先に承認された場合、日本での審査を短縮する「特例承認」を
 適用する。承認は公的医療保険の下で薬を使う前提条件になる。
 肝腎機能低下・低血圧障害
カレトラ(ウィルスRANの拡大を阻害)米アッヴィのHIV薬 膵炎や肝障害 
イベルメクチン ノーベル受賞 北里大 大村智が開発 科研製薬 オーストラリアでモナュ大、米ユタ大 48時間以内にウイルスが増殖しない。
アクテムラ 中外製薬 4/8第三相治験 遺伝子組み換え薬
免疫グロプリン 武田薬品 感染して回復した血液から新薬 実用化目指す。 
 レムコロナから回復した患者の血液を使う「血漿(けっしょう)」を投与する治療法。
 回復者の血漿の成分を活用した「血漿分画製剤」では、武田薬品工業が米CSLベーリング
 と組み開発を進める。年内の実用化を目指している。
 国内では国立国際医療研究センターが試験的な治療を試みる方針だ

ノーベル賞成果、新型コロナに挑む 

2020-08-15 | 日記
ノーベル賞成果、新型コロナに挑む 治験  
北里大学の大村智博士が発見した感染症薬の治験(臨床試験)が国内で始まるほか、大阪大学などが開発したリウマチ薬も効果が報告された。同賞を受賞した京都大学の本庶佑博士らが開発した抗がん剤の臨床研究計画もある。治療薬開発で注目を集める。 


 治療薬     発見者・開発者     効 用
イベルメクチン 木村智  北里大     寄生虫薬
アクテムラ   岸本忠三 元阪大学長  リウマチ治療薬
       平野俊夫 前阪大学長   リウマチ治療薬
オプジーボ   本庶佑   京大     癌免疫薬



新型コロナワクチン一気に確保拡大

2020-08-13 | 日記
【各社のワクチンの生産量と政府助成金額】

塩野義製薬     2021年末までに3000万人分   助成金約223億円
アンジェス     生産量非公表         助成金93.8億円
KMバイオロジクス 生産量非公表         助成金60.88億円
第一三共       生産量非公表         助成金非公表
武田薬品工業    年間2億5000万回分       助成金非公表
アストラゼネカ   1億2000回分来年       助成金非公表   
ファイザー     1億2000回分来年       助成金非公表
モデルナ      1億2000回分来年      3000円台/回で接種

注意、1億2000回分とは2回接種で6000万人分に成ります。

ワクチン開発! アンジェスの近況

2020-08-07 | 日記
新型コロナウイルス向け「国産ワクチン」 大量生産に新たな助っ人  
バイオベンチャーのアンジェスと阪大が新型コロナウイルス向けのワクチン開発に、ベルギーのバイオ企業であるKaneka Eurogentec(カネカユーロジェンテック、リエージュ州)が参画することになった。

カネカユーロジェンテックはワクチン製造を担当するタカラバイオの協力体制に加わり、ワクチンの中間体の製造を担うという。

すでにAGCの米国子会社AGC Biologics(ワシントン州)と、塩野義製薬の子会社シオノギファーマ(大阪府摂津市)の2社が中間体の分担製造でワクチン開発に参画しており、ここにカネカユーロジェンテックが加わることで、ワクチンの大量生産に向けた体制が一段と増強されることになる。


カネカユーロジェンテックとはどのような企業なのか。

PCR検査試薬を提供中
カネカユーロジェンテックは1985年に、ベルギーのリエージュ大学から生まれた企業。これまで医薬、診断薬、研究試薬向けのたんぱく質や核酸などを世界中の研究者に供給してきた。2010年に化学会社のカネカと資本提携し、現在はカネカの連結対象子会社となっている。

2020年4月にはベルギー政府の要請に応えて、新型コロナウイルス検査に使用されるPCR検査試薬の生産を増強、同試薬をベルギーや近隣国の病院、検査機関、研究機関などに提供している。

アンジェスが開発を進めているワクチンは、プラスミドと呼ばれる環状のDNAを用いる。カネカユーロジェンテックは2015年にプラスミドDNAの量産化に成功し、欧米での臨床試験に使用されるグレードに対応できる水準にある。

カネカユーロジェンテックは今回のプラスミド DNAのほかにもmRNAに関する技術も保有しており、製薬企業やバイオベンチャーが開発を加速している新型コロナウイルスワクチン向けmRNAやプラスミドDNAの受託製造を強化するという。

アンジェスは7月22日に開発中のDNAワクチンについて、大阪市立大学医学部附属病院で第1相、第2相の臨床試験での低用量の接種が完了し、その後、高用量での接種を行っていることを公表しており、試験結果については2020年秋ごろに公表するとしている。

アンジェスの新型コロナウイルスワクチン開発には、細胞内に薬剤を送達する新規投与デバイス技術を持つダイセルや、ワクチンの安全性などの検証技術を持つ新日本科学などの企業も参画している。

ワクチン開発!! 日本の現状(増補改訂版)

2020-08-06 | 日記
主なものだけでも、生ワクチン(BCG MRワクチン)以外でも

(1)ウイルスベクターワクチン(遺伝子ワクチン)――エボラウイルスワクチン――IDファーマ、アストラゼネカ
(2)メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン(遺伝子ワクチン)――モデルナ、第一三共
RNAワクチンの生産は、モデルナと独ビオンテック、独キュアバックとされる。
ビオンテックは量産化で米ファイザーと組む
(3)DNAワクチン(遺伝子ワクチン)――アンジェス、イノビオ
(4)組み換えたんぱく質ワクチン――塩野義製薬(UMNファーマ)、仏サノフィ
(旧米プロテインサイエンス)の季節性インフルエンザワクチン「フルブロック」
(5)ワクチン組み換えVLPワクチン――組み換えウイルス様粒子(VLP)――B型肝炎ワクチン、
ヒトパピローマウイルスワクチン(子宮頸[けい]がんワクチン)、
田辺三菱製薬の子会社のメディカゴが植物でVLPワクチンを開発中
(6)不活化ワクチン――日本脳炎 ポリオワクチン、インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチン――KMバイオロジクス
などに、三重大のユナイテッド・イミュニティのナノ粒子型たんぱくワクチンが加わることになる。と様々で、誘導できる免疫応答の種類なども異なる。

個人がどのワクチンを接種すればいいか?選考が必要です。
注意 ワクチンが効かないで危険性がある。
ADE(抗体依存性感染増強)という現象→
「S蛋白質に対する不完全な免疫(抗体)が誘導されれば、ADEが起こる可能性がある」
 サイトカインストーム(免疫暴走)との関連性?