舞姫

ひぐらし日記

政商の影と日米安保条約 防衛装備庁のずさんな装備調達(2)

2024-03-28 | 日記
 防衛費は2022年度当初予算と比べて26%増、1兆4192億円増額され6兆7880億円となった。これがなければ従来通り、年に10門程度の調達になっていただろう。そうであればサーブ社は今年でM3の生産ラインを閉じていただろう。
陸幕は岸田内閣の防衛費増大によって、生産終了寸前の「旧式」装備をわざわざ大人買いしたことになる。毎年少数しか調達しない、まして5年間も調達を停止するほど優先順位が低いものだ。

 【関係者へ取材したところ、サーブ社はM3のラインを閉じてM4の生産に専念したかったとみられる。メーカーとしては当然だろう。ところが陸幕から懇願されてM3ラインの廃止を先延ばしにしたもようだ??】

 すでにアメリカ軍やオーストラリア軍などはM4に調達を切り替えている。ラトビアとエストニアは共同で2022年にサーブ社へM4を発注し、2021~ 2024年にかけて納入される。

    急転換した調達計画
 2024年度の防衛予算概算要求では来年度はM4導入のため調査費1.2億円に加えて、M4が174門と火器管制装置が19億円で調達されることとなった。

 今後、部隊では2種類のカールグスタフが混在することになり、訓練や兵站は二重になり非効率だ。しかもM4で使用する空中炸裂弾はM3では使用できない。 このようなずさんな装備調達を行っているのはカールグスタフの例だけではない。by 清谷 信一

※ 「日本は消滅する」とイーロン・マスク氏が言った様に 今、日本政治の変革だ
※ 「増税メガネ」は所得税収還元セール…「物価高」、4月の値上げ続々
※ 鬼の岸田政権が見捨てる「物価高についていけない家庭」もはや貧困層を増やし、突き放し、裏金…国民の〝怒り〟〝納税一揆〟の声も。消費減税で国民負担率下げだ