舞姫

ひぐらし日記

江戸時代の年貢「五公五民」 国の借金を加えると「六公四民」に酷税だ

2023-05-24 | 日記
 江戸時代の年貢「五公五民」  47.9%はほぼ5割だ
 財務省が2022年度の「国民負担率」が47.5%になる見込みだと発表すると、
SNSは大騒ぎになった。それに国の借金を加えると、「六公四民」になる。
 
 重税国家だと気づかせない巧妙な仕掛け❕
国民負担率の統計が始まったのは、1970年。以来、財務省は毎年発表を続けてきたが、まさか、50%に迫るなどとは夢にも思わなかっただろう。なにしろ、1970年は24.3%に過ぎなかったからだ。それが、今世紀に入ってから増え続け、2013年度に40%を超えてしまった。
 令和の時代「国民負担率47.9%」を考えると一揆寸前? でも、まだ増税か?
                              (単位・%)(単位・兆円)
年度

国税
負担率
地方税
負担率
租税
負担率
社会保障
負担率
国民
負担率
国民所得
1970
12.7
6.1
18.9
5.9
24.3
   61.0
1980
13.9
7.8
21.7
8.8
30.5
  203.9
1990
18.1
9.6
27.7
10.5
38.4
  346.9
2000
13.5
9,1
22.6
13.0
35.6
  390.2
2010
12.0
9.4
21.4
15.8
37.2
  364.7
2020
17.7
10.9
28.2
19.8
47.9
  375.4
                  国民負担率を発表している by財務省
   隠れ増税・目次
(1)税金が複雑かつ種類が多すぎること
(2)見えない税金があること
(3)公共料金を税金と考えていないこと

   源泉徴収制度で税金の総額が分からない
(1)から説明すると、日本の税金は、国や自治体に納める税金(国税、地方税)だけで、
   50種類以上あり、これを全部知っているのは珍しい。
(2)の見えない税金は、「たばこ税」「酒税」「入湯税」「ゴルフ場利用税」
  「自動車関連税」(自動車所得税、自動車重量税、軽油取引税など)
  「一時所得税」などで、はなから価格・サービスに上乗せされているので気づかない。
(3)の公共料金は税金の一種と考えるべきで、水道料金、電気料金のほかにNHKの受信料まである。
   参考By山田 順