うたた寝映画日記

米子ではたらく税理士の個人的映画論

東京タワー

2007年11月24日 15時06分04秒 | 映画論
リリーフランキー原作の「東京タワー オカンとボクと、時々オトン」を観る。

実は、わたくし恥ずかしながら原作も読んでないし、ドラマも観ていない。噂話で何となく内容は想像していたが・・・。

ダメだ。
感想どころではない。

涙が止まらない。

学生時代のダメ人間さが僕そっくりだ。
オカン役の樹木希林が、僕のオカンに似すぎている。

またまた涙が止まらない。
久々、映画観るのに主観の方が勝ってしまった。
エンドロールの最後、監督が「バタアシ金魚」の松岡錠司だなんてその時まで知らずに。
そういう見方もたまにはアリかな。

観終わった後、僕の「オカン」は洗濯機を回していた。
つい

「元気でおらないけんで」

と言った。
そんな母は、いつものように笑っていた。