電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.444 (4/4)

2005年06月08日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/06/05~05/06/05

◎交響詩篇エウレカセブン
 (第8話)
 『ray=out』の表紙になったからってにやけてるレントンだけど……それって恥だろ。しかし、この『ray=out』ってどこが出して、どういう範囲で出してる雑誌なんだ?
 エウレカとガキたちとともに買い出しに出掛けたレントンだけど……1人が迷子になった途端に泣き出してるって、こいつらの過去にいったい何があったんだ?
 ま、迷子になったガキは親切なおばさんに保護されてたみたいだけど、このおばさん、茶を飲む前に方位を確認して祈りを捧げてるけど、何かの宗教なのか?……とか思ってたら、そこにホランドたちが襲撃って……このおばさん、ボダラクとかいう反政府組織のメンバーで、賞金の掛かったお尋ね者ってかい。しかし、逃げるおばさんの素早いこと。親切な顔は仮面で、本当は凶悪な暗殺者だって言われても信じそうだね。
 しかし、自分たちもお尋ね者なのに、他の賞金首を捕まえて賞金稼ぎしてるって、どういう組織なんだ?<ゲッコウステート。どうでもいいけど、LFOって道路を走れるんかい。
 結局、おばさんは捕まって軍に引渡し……とか思ったら、金だけ受け取っておばさんは連れ帰ってるって、詐欺師だな。

 しかし、「ネムの森の王」って……ホランドって『金枝篇』が好きだねぇ。これって昔は岩波文庫で全5巻で出てたのがかなり前に絶版になって手に入らなくなってたけど、最近になってちくま学芸文庫で上下巻で出たから、そっちなら入手可能だとは思うんだけど……どっちも実は簡約版の翻訳で、原書の完全版は(研究者向けのハードカバーならあるのかも知れないけど)文庫レベルでは翻訳されたことがないのが残念なんだけどね。(いや、文庫で出せば全何巻になるかわかったもんじゃないけど)
 岩波文庫版も持ってるんだけど、ありゃ岩波文庫が今のカバー付きになる以前の薄い紙を被せただけの頃の本で、実家で野ざらしになってホコリ被ってるだろうから、どんな状態になってるかわかったもんじゃないね。

◎ふたりはプリキュア Max Heart
 (第18話)
 キャンプに出掛けたなぎさ一家とほのか。一方、タコカフェの仕事で居残りのひかりだけど……休みだから遠出するって、なんかやってること見てたら休みのたびによその島を荒らしに出掛けてるとしか思えんぞ。
 どうでもいいけど、本物のキャンプはバーベキューの材料も現地調達だぞ。
 しかし、忠太郎まで連れて来てるけど、雪城家はあの広い屋敷におばあさん一人かい。ま、広いといっても古いだけで金目のものは無さそうだけど、物騒だね。
 ダッチオーブンでパンを焼いてるなぎさのおとうさん……いろいろいっぱい作ってるけど、道具や食材の運搬、ワゴン車1台で間に合ったのか?
 いきなし不法投棄のゴミの山……何を言いたい番組なんだ? ゴミに拘りたいんなら、先週の発表会の内容をちゃんと描いとけよ。
 山の異変を警戒して下山を主張したのはキャンプの達人なら当然のことだけど、その主張が受け入れられるかどうかの力関係が多くの場合、生死の境目になるんだね。父親を敬ってくれる家族でよかったね。

◎雪の女王
 (第3話)
 鏡の破片が目に刺さって、すっかり人格が変わったカイ。割れた鏡は良いんだけど、散らばったパズルっていったい何じゃい。
 女王の馬車に乗せられてどこかに去って行くカイ……おや、連れて行かれるのはカイの方かい。てっきり連れ去られたヒロインを助けに行く男の子が主人公のパターンだと思ったんだけど……
 追っていったゲルダの目には女王の姿は映ってないんだけど、これって鏡の破片が目に刺さったやつしか見えないって話か? 去って行く馬車の姿は見えたみたいなんだけど……
 カイがいなくなって、湖にルーペが落ちてたからって捜索してる村人だけど……湖の氷を割っても、そんなずっと前から張ってる氷の下なんかに落ちてるわけ無いだろ。それにいくら寒くても人間一人が見えなくなるほど一晩で氷が分厚くなるとも思えんし……
 しかし、ひとつ気になったんだけど、木靴しか履いてない貧しい村のガキたちなのに、なんでスケート靴だけまともなのを持ってるんだ? ソリの付いた木靴で代用してるとかならわかるんだけど、ちゃんと鉄のエッジのついたスケート靴だもんな……

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第6話)
 グドンとツインテール相手にくたばったウルトラマンを見て「今度はオレたちが戦う」と言ってるMATだけど……光線銃だけで戦う気かいっ!
「頼むぞ、ツインテール。このまま地球の裏側まで逃げてくれ」
 地球の裏側……アルゼンチンやブラジル辺りはどうなっても良いってことだな。
 夢の島に出現したグドンにMM爆弾を使うも効果無し。しかし、夢の島って……いまどきの若い連中は知らないぞ。たしか今は夏と冬にオタクが集まってる施設のある辺りだったと思うけど……
 首都を怪獣にのさばらせてるのは外国に対して恥だと言ってる長官。おいおい、MATって国際組織じゃなくて日本政府の下にある組織なんかい。なんか科特隊やTDFに比べたらローカルな組織なのね。
 もう最後の手段だと言って、水爆並みの威力のあるスナイパーを使うと言ってる長官。東京都民全員に避難勧告出してるのは良いけど、動けない入院患者ってアキだけじゃないだろ。避難を拒否してアキを自宅に連れ帰ってる坂田。病院の設備ごと伊豆に避難するのと勝手に退院して自宅に帰るのと、患者への負担はどっちが大きいのか甚だ疑問なんだけどねぇ……おまけにそこで東京大空襲の話をされても、誰も付いて来れんぞ。
 結局、MATとウルトラマンの協力で2大怪獣は倒せたけど……スパイナーを使ったらあたりに湖が出来て、地図を書き直さなければいけなかったってところか? どこぞの戦略自衛隊なら躊躇もせずに使ってたんだろうけどね。

◎ウルトラマンネクサス
 (第34話)
 おいおい、これだけ大規模な事件でも隕石落下で済ませるんかい。
 MPの記憶操作はビーストとウルトラマンに関するキーワードしか操作できないってかい。で、記憶操作の本当の目的は人々の恐怖を求めるビーストの増殖を防ぐために、人々から恐怖の材料を消してたってか。
 おや、あの謎の監視者ってプロメテの子たちの遺伝子提供者で、査察官に中止させられていた憐の命を延ばす特効薬ラファエルの開発を極秘に再開してたってかい。てっきり何か悪の組織かと思ってたんだけど……
 この査察官もTLTを牛耳ってウルトラマンのデータとかを利用しようとしてる勢力か、あるいはアンノウンハンドの手先かと思ってたけど、そうじゃなくて映画版のヒロインのねーちゃんだったんかい。
 しかし、あの監視者も今度の査察官も、いうまでもないけど監理官もイラストレーターもMPの隊長もナイトレイダーの面々も、誰もアンノウンハンドに繋がってるように思わないんだけど、TLTJ内部に潜んでるアンノウンハンドっていったい何者なんだ?

◎仮面ライダー響鬼
 (第19話)
 なんかノリノリの活躍ぶりだね>トドロキ。
 モトクロスバイクの練習をしてるヒビキ……さすがにバイクに乗らないのに仮面ライダーというのはスポンサーサイドから苦情が来たのか?
 それにしても、ガキがバイトするからって機密解禁か? ま、元々、一般人に知られて困るというレベルの機密ではなくて、むしろ一般人を巻き込まないために機密にしてるようなものなんだろうけどね。
 トドロキ、ガキとの初対面……はいいけど、そこにやって来たひとみ。おいおい、こいつら従兄妹だってかい。でも、鬼のことはナイショみたいだけど。
 なんかディスクアニマルの扱いが荒いっていわれてるトドロキ。気になって様子を見に行こうとしてるヒビキ。そして湯治から帰って来たザンキにトドロキのことで気になるような話をしてるおやっさん。新人の鬼はまだまだ一人前じゃないってか。こりゃ、あきらも鬼になったら大変みたいね。

2 コメント

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MAT (絵塗師)
2005-06-09 10:40:03
自衛隊の代わりに作られた怪獣専門部隊だそうだから、日本だけの組織なんでしょうな。
Re:MAT (結城あすか)
2005-06-10 01:31:44
 すると、科特隊みたいにアンゴラまで出掛けていったり、ウルトラ警備隊みたいに宇宙まで出て行ったりということはしないんですね。

 外国に怪獣が出ても知らんふりか……だから地球の裏側まで逃げて行ったら万々歳って発想になるんですね。