Kyo’s Blog ~Magic Diary~ 

徒然なるままに、心に映り行くよしなしごとを書いていきたいと思います
基本的にはマジックのことを中心で

修正+α

2010-03-23 09:55:08 | Weblog
部分的に生真面目です、Kyoです

前回の西岡氏の引き出しのラベリングですが、修正させていただきました
実は手元に資料がなく、確認できなかったのですが
記憶を何とか復元し、修正しました

ちなみに、私は数学に関してはほぼ我流で
和田秀樹氏の「数学は暗記だ!」の方法論で学んできました
私のお勧めする受験数学の名著は、大阪予備校などで教鞭をとられていた
モリヤンこと森岡先生の本です、正直絶版です

この本の中でもいくつかの手法が載っており
その中に「特殊・一般」の方法論が載っております
僕自身、受験業界にいたころ数学の手法はいくつか絞って教えていましたが
森岡先生のものがベースでした
「グラフりましょう」は今でも覚えています

その他、Z会の浜中先生、代ゼミの浅見先生など
どちらかといえば渋めの先生が大好きで研究兼勉強のために参考書を
買いあさっていました
細野数学の初年度生みたいな人間でもありますが、あの方の本は問題は解けるけど
数学の面白さはそれほど伝わってこなかった気がします

ま、今となってはサインの積分さえできません

テクニックに関して

2010-03-23 00:02:58 | Weblog
大学は数学専攻しようか、化学専攻しようか
迷ったKyoです

さて、Japan Cupも終わり一気に現実に引き戻されたわけですが
最後の授賞式後、池袋の喫茶店でコーヒー飲みながらお疲れさま会を
地味にやっていまして、とはいえ3人だけなのですが
それはそれで楽しく、有意義でした

で、今日仕事場に行く途中、バスに乗っていてフッと思ったことがありました
Japan Cupでも好評だったレクチャーを行ったO氏ですが
その理論だけではなく、実行できる腕もすごいわけで
でも、何かもっと人と異なる部分がありそうな気がしていました
個人的な感想は「脱力感」のようなものなんですよね
そんなことを考えていたら、浮かんできたのは、数学の予備校講師である西岡氏
でした

僕自身、この方の授業を受けたことは無いのですが、その基本的な考え方は
非常に有名です(フレイム・オブ・リファレンスでいいのかな?これ薬袋先生の専売特許じゃないよね)
大きな3つの引き出しがあり
「演繹と帰納」「定性と定量」「分析と統合」
これらを数学の問題に適応して分類をするというもの(だったはず)
要はある意味で正反対の性質を持つもので、問題を結び付けつつ分類をして
より横断的な方法を理解するわけです

さてさて、話は戻ってO氏なのですが
「正反対の事柄?」と頭には不思議な問が残った感じでした
少し考えていたのですが、テクニックは2つに大きく分類できるのではないか?と
「魔法を起こすためのテクニック」「秘密にしておくためのテクニック」
とでも言えるものではないか?

コインで言えば
リテンションは魔法を起こすためのもの
レストやパームは秘密にしておくためのもの

パスに2種類ある、とはよく言われますが、それと同じような感じでしょうか
ある意味で、魔法を起こすためのテクニックは、少々気がつかれてもいいのです
それは何かが起こった証拠にもなるので
まあ逃げ道があるんですわ

でも、秘密にしておくためのテクニックはその匂いさえも消さなければいけないもの

もちろん、全ての事柄がこんなにスパッと2つに分けられないのですが
このバランスや分類を間違えると、かっこ悪いことになるんですよね

O氏は魔法を起こすための技法を、出来るだけ少なくしたり、タイミングをずらしてきて
秘密にしておく技法は、非常に研ぎ澄まされているのです
恐らく脱力感のようなものはこの辺から来ているのでしょう

自分の使っているテクニックや手順をもう1度こういった視点で見てみると
ノイズが減らせるかも