なんなんでしょうね、新大久保の韓流ブームは・・・? Kyoです
なんか、非常な違和感を感じました
それはさておき
ちょっと前に「アスカニオのマジック」がリリースされました
かなり売れているようですが、一体誰が読むのか・・?
いい本だと思いますよ、でもマジックを覚えようとしているなら
目的違いだし、あんな厚い本を読み切れる人いるの?
最近の人に・・・
だったら、東京堂のラリーとかハーマンの本を買ってください(宣伝!)
ちなみに、ハーマンは絶版になるそうですので
最近のDVDを見慣れた人は、本なんてダメなんじゃないかな?
1ネタトリックのDVDとはわけが違う深さですからね
で、そのアスカニオの本の出版記念の際
ダニ・ダオティス(どこで切るのが正解?)が来日していましたが
DVDも4巻組で出ました
正直、かなり深い内容だと思います
久々に、歯ごたえのあるDVDが出た感じ
分量的にも内容的にも
レナートグリーンのも面白いと思いますが、ちょっと常人には
適応外のことばかりな感じもありまして・・・
ダニーのは、まだ取り入れることができそうな感じのものがあります
というか、正直、風貌に騙されていました
さすが、タマリッツの後継者、考えている深さが違う
あれだけワイルドマンなアクトをして、実際にはすべて計算の上
ですからね、開いた口がふさがりません
ゆうきとも氏のブログ(2011.11.22のもの)で
「何度でも相手側から見てみる」
という言葉があったのですが、実はダニーも同じようなことを
言っています
インタビューの中で
「お客の側から見て、マジックを構成する」
「お客の頭の中に残るイメージが大切」
といった趣旨のことを言っています
あれだけのことをしながら、自分のやっている行為ではなく
相手の頭の中に何が残るのかを意識しているわけです
できるようで、できない作業です
どうしても「自分が何をやったのか」に意識が行きますので
まずは冷徹に自分に向き合わなければ、なかなかできません
その上で、どう伝わったのかを判断するわけですし
そして、この作業はある意味で、自分の身を傷つけるような行為です
血を流し、その血が止まり、かさぶたになって、取れるころには
強くなっているわけです
それを「当たり前」と言い切るゆうき氏もまたすごいのですが・・・
DVDなのですが、カーディシャンならマストバイ
真面目なマジック好きなら、買って損はないでしょう
ただし、見るのに時間がかかることは覚悟しておきましょうね