Kyo’s Blog ~Magic Diary~ 

徒然なるままに、心に映り行くよしなしごとを書いていきたいと思います
基本的にはマジックのことを中心で

2008 4F旅行記11

2008-04-30 09:58:06 | Weblog
ショー終了後、クリテリに「ドーナツ部屋に行こう」と言われ、ついて行くと
やっぱりみんないるんですよ
で、座ったテーブルの前にはショーンファーカーがいるし、隣にはオビーが
ワインをもってやってくるし
クリテリにブライアンを紹介してもらったのですが、今度8月に日本に来る
マジシャンです、非常にジェントルでいい男
ちょこっと話して、マジックを見せてなんて感じ
この方もコインマンで、非常にサトルティの効く手順を行うクレバーな方
夏が楽しみです
実はこの部屋に来る前に、クリテリからもう1部屋みんなが集まっている部屋が
ある事を聞きました
ワンフロア上にあり、そっちにも顔を出すように言われたので、ドーナツ部屋を
一段落してその部屋へ
行ってみると、こっちも結構たくさんいました
ただしこちらは少し落ち着いた感じ
この人たちに、僕のことをクリテリが紹介してくれたのです
何人もいたのですが、その中の一人はカールノーマン
今や伝説の域に入っているバーマジシャンです、この会の名前にもなっている
フェクターとともに、この地域でマジックをやっていた方で、今までの38回の
うち、36回に参加していると言う人
今のホテルではなく、フェクターの演じていたフォークスホテルがつぶれそうに
なったとき、ともにお金を出して何とかしようとした人の一人です
クリテリは「ゴッドファーザーだよ」と言っていましたその他にも
マイクパワーズ、パトリックプリシキ(表記が難しくって・・この音で当ているかな?)
などなど、御歴々ばかりです
そんな所に東洋の若者がいけば、そりゃいいカモですので、クリテリ氏が
「彼に何か見せてあげてよ」と言ったら、マイクパワーズがいくつか見せて
くれました
その作品の1つは、かつて知人から見せてもらったものだったので、そのことを
彼に伝えると、妙に喜んでいました
でクリテリが「Kyoも何か見せてあげてよ」と振ってくれたので、ホントに
少しだけ、でも強力なものを
クリテリは既に見ているので、僕が何をするか分かっていて振ってくれています
マイクパワーズなどは目を見開いて、僕の方を見ていました
クリテリは大笑い、僕もマイクとハイタッチ!!
こういったちょっとのことで、認めてくれるんですよね
一気に知人が広がり、どのコンベンションに行っても知り合いがいそうです

2008 4F旅行記10

2008-04-30 09:26:35 | Weblog
5:30から夕食
ここからは基本的に食事のチケットがあるので、みんな一緒にお食事
これもビュッフェスタイルなのですが、まあさすが西洋人、よく食べること
チキンの足がどーんとあって、僕は量的にパスしたのですが
結構なおじいちゃんが、きちんと食べるんだこれが
さてここで、座席を探していると、ポールクリテリ氏のところに空きがあったので
そこに座りました、確かボブスワドリング氏もいたかな
ポールはSAM埼玉大会のときに、ジャッジの方法に関して本部から呼ばれた
方のはず
ちょっと話して、その辺のことにも触れたら、妙に親近感を持ってくれた様で
「この後、ちょっと買い物に連れて行ってあげるから、行くぞ」との事
このときに聡さんは部屋にいて、出かけることを知らせないとなあ、と思いつつ
強引さに負けて、そのまま車に
クリテリ氏は、非常な親日家で、今まで日本人にすごく良くしてもらった
様なのです、だから僕に恩返しをするのは当たり前、程度に思ってくれている
ようで、何軒かのお店を回って、買い物をしました
運転はクリテリ氏のお父さん、とその兄弟、この方々もオリガミをこよなく愛する
親日家です、全く持っておんぶにだっこでした
帰ってきたロビーでは、ヘルダー、オテロ、ベベル、ベルティーニがマジック談義
異常な空間ですよ、何か空気の密度が違う感じ、でもそんな時空の歪みが
出来そうな場所が、あちらこちらにあるのが4Fです
さて、金曜の夜のショー
ここが一番豪華だったかな、写真を見ていただければいいのですが
ボリスワイルドから始まり、アリボンゴ、ベルティーニ、ベベル、リチャードサンダース、リードマックリントック、チャーミングチョイ、マシュービッチ、リッチマロータ、ヘルダー等
ほとんどギャグに近いくらいの豪華さです
さて、ここからが大変なんです

2008 4F旅行記9

2008-04-30 09:06:39 | Weblog
さてまだまだ、いきますよ
明けて金曜日
朝早く聡さんがいなくなっているのに気がつきました
後で分かったことですが、ゴルフに行っていたのです、このコンベンション
珍しくゴルフのトーナメントがあるんですよ
もちろん行く人のほうが少ないですが、なかなか健康的なコンベンションです
ということで、朝食は一人でホテルのレストランで食べました
ビュッフェになっているので、注文しなくてもいい分、気が楽です
どの英語が聞き取れないって、ホテルの人が普通に話すのが一番聞き取れない
ですからねえ
昼からはワークショップ、パットペイジ氏の名前がありますが、恐らくは
代理の方が来ていて、その人が司会進行
オープニングのマジックに関して色々と
若い子は若いなりのもの、年かさの人はそれなりのもの、自分のアイデアを
発表というところでしょうか
デスーザはここで演技していましたね
このワークショップ前にデスーザに会って、「今撮ってもいいか?」というので
ロビーにて解説、その際にアリボンゴ氏が「何々?」みたいな感じで見ていると
どうもポールダニエルズが似たような考えで、デックを作っていたらしい
というか、アリさん、よく覚えているもんだなあ・・そりゃボケんわ
僕のことも「君は箱根にいたよねえ」と日本で会ったことを覚えているらしい
えーっと、去年アドバイスを頂いたのですが・・・忘れられているの?
終わってお昼ですが、あまり動いていないのでパス
先日ウォルマートでドーナツ(おまえもかーい)を買ってきておいたので
それをちょっとつまむくらい、次のレクチャーはパス
その後は、また参加者のショー
ここではカールヘインやレイコスビー、ジョーリンドフレイシュなど
ジョーは、どうも咽頭癌か食道癌を患い、長期入院などをしていたようで
またマジックの世界に戻ってこれて、嬉しいと言っていました
非常にアイデア豊かな方ですからね、マジック界の損失にならなくって良かった

2008 4F旅行記8

2008-04-30 00:03:13 | Weblog
さて、ボリスのレクチャーも終わり、ここでドーナツ部屋に行く所なのですが
ロビーでデスーザを待っていたのです、彼はなかなか買い物から戻らないので
ホテルのバーに行ってみました、まあ時間つぶしもできるだろうし
そうしたら、たまたま根本さんがカウンターで飲んでいまして、時間をつぶせば
デスーザも来るかなと思っていたのですが、結局来なかったんですね
で、根本さんと1時間以上飲みながら話していました
色々とお話させていただいたのですが、根本さんはこの後にラスベガスに
行くそうです
「絶対ラスベガスの方が面白いのに、何でこんな所に来るの?」とか言われましたが
だって、全世界から200人くらいしか来れない会なんですよ!
フィズムウイナーが何人もいるんですよ、その会を「つまらない」って!!
まあ、商売的には確かに面白くはないかもしれませんが、僕にとっては
夢にまで見た4Fなんですけどね・・
まあ人それぞれなのは、認識していますので、いいのですが
そういえば、去年はバーは結構込んでいたのですが、今年はあまりいませんでしたね
ベベルとかギャレットとか、去年はここであったんですけどね
根本さん、ビールご馳走になりまして、ありがとうございました
ご存知の方も多いでしょうが、アメリカのビールって炭酸が弱いので、僕でも
何杯も飲めちゃうんですよね
結局部屋に戻ったのは2時近く、まあ大きな仕事は終わったので多少体力を
他に使ってもいいでしょう

2008 4F旅行記7

2008-04-29 23:31:29 | Weblog
さて夕食後、ボリスワイルドのレクチャーなのですが、時間があるので
ディーラーブースをぶらつき、本を購入したりとうろうろしていたら
マークデスーザが声をかけて来て
「君と同じ名前の日本人を知っているんだけど、君は知っているか?」とのこと
名古屋在住の方なのですが、もちろん僕もよく知っています
何だかんだと話していると「君のやったトリックなのだけど、同じようなものを演じてもいいか?」とのこと、オリジナルってわけでもないので「いいですよ」といったんですね
基本的な方法論はもちろん分かっているんですが、細かな所も伝えた方がいいと思い、その場で簡単なレクチャーを行ったら
「え、そんなになっているんだ!」と思っていた以上に手の込んでいる事に驚いたのか「後でビデオにとっていいか?」もちろんOKをしました
自分のマジックが、これほどのマニアのセンスに引っかかったのは嬉しいですね
その時に彼のレクチャーノートをもらいました、いや、普通に買ったって
2000円とかするでしょう、アザーッス
さて、ボリスのレクチャーです、基本はDVDに載っているものなので
そんなに真剣に見なくてもいいかな、と思い楽しんでいました
最後にはおふざけも行い4Fらしいレクチャーでした

2008 4F旅行記6

2008-04-29 23:14:26 | Weblog
さていよいよ自分の演技です
トップバッターはカールノーマン、もはや伝説の方でしょう
この会を始めたフェクターと並び称される方であり、既に80歳を越えた方
誕生日ケーキが演技の後に出ていました
そして僕の前にはコディーフィッシャー、DVD何回も見て勉強した人ですよ!!
で、僕なのですが、はっきり言って台詞は飛びました・・・
エフェクトは起こったし、決してかっこ悪いトリックではないのですが、英語の台詞ですべりました・・情けない
演じたものは、僕のバースデートリック
かつては2デックを使っていたのですが、1デックに圧縮することに成功し
基本的には他に余分なものはつかません、今回は分かりやすくするために
ジャンボカードを封筒に入れ、その封筒に日付を書いてもらいました
せっかくだったので、ボリスに特別な日を書いてもらいました、書いたのは
彼の子供の誕生日でした
そしてそれが予言されているというものです、オリジナルな物とは言いにくい
かもしれないですが、自分のアイデアは盛り込んであり、4Fで演じれたことも
非常に幸せです
その時に、ボリスが楽しそうに笑っていたのも印象的です
それから、今回も同じ回にルイスオテロがいましたね、これは前回もそうでした、確か?
とりあえず一仕事終えて、夕食後にレクチャーなので時間が空き、聡さんと
近くのマートを歩き回りつつ食事をしてきました
さて、ここから僕の4F密度がどんどん濃くなっていくのですが、それは次回に
書きましょう

2008 4F旅行記5

2008-04-29 22:53:11 | Weblog
さてレクチャースタートですが、ポールゴードンというイングランドの方
結構ごりごりのカードマジックですが、言葉の問題で半分もとらえられません
結構本も出していて、マジックサークルでも賞を頂いている方のようです
レクチャーを受けている人たちも人たちなので、一部内容を言葉で簡単に
説明しているだけの所もあったような感じでした
さて、お昼なのですが、この後演技があるので食事はパス
で、ロビーにいたらベルティーニ、ジョーリンドフリシュ、チャーミング・チョイとお話
とにかくジョーのアイデアと演技がすごくってずっと見ていました
普通なら、どの人をとってもゲストクラスですよ、その人たちが大挙して
その辺にいるんですから・・全く・・
午後は1ネタレクチャー、その後から参加者の演技になります

2008 4F旅行記4

2008-04-29 22:30:50 | Weblog
さて、4Fも2日目
朝食を食べて、時間があったのでちょっと買い物に
近くにウォルマートを発見、でかいでかい!!感想としては東急ハンズ3つ分
位ですね
庭でバーベキューするためのコンロなどが普通に売っていたり、食べ物から衣料品から雑貨まで何でもあります
この時はとりあえず何があるかを確認するくらいでしたが、普通は車で来るお店なので量は多いですね、肉も塊ですし水も10本くらい普通に固まっています
あと、お惣菜も売っていましたが、量が分からないんですね、単位が「lb」
ってなっているんですけど、これってポンド?なの
この地方の名物料理のバッファローチキンウイングも売っていたので、これで
いつ来ても食べられます
ちなみに写真は便器のふたが売っているコーナー、こんなのまでたくさんあるんですよ
11時からレクチャーなのですが、10時半くらいまでここにいましたね
お土産候補を十分に見つけて、水だけ買って帰りました
この水だけでも4キロ以上あったんですけどね・・

2008 4F旅行記3

2008-04-29 22:18:51 | Weblog
さて最初のイベントはレクチャー、レクチャラーはリチャードターナー
バリバリのギャンブリングテクニックの方です
はっきり言ってカメラを通して見たら、何やっているんだか分からないです
要はインチキの動作をたくさんしているのですが、ホントに分からない・・?
この段階で、見知った顔も何人か
ボリスワイルドは今回のメインゲストなので、当たり前ですね
ジョンバノン、ルイスオテロ、アリボンゴ、ダンギャレット、ジーンアンダーソン
マークデスーザ、ヘルダーギマリャエス、マークリバレッジ、ボブリトル
ジョーリンドフライシュ等など、はっきり言って右も左も画面の中にいる人たち
レクチャーの内容は良く覚えていないです、基本ギャンブル系は興味ないので・・
テクニックだけかな、ギャンブル系で興味あるのは
で、2時間くらいでレクチャー終了
その後は、1部屋みんなでドーナツが食べられる部屋が開いているんです
4Fおなじみのものなのですが、行ってみたら、みんないて満員状態
ドーナツだけ手に取り、部屋に戻りました
ドーナツを頂くときに、「もっとヘルシーなものもあるよ、そんなん食べるとこうなっちゃうぜ」って自分のお腹を叩く人がいらっしゃいました
去年は1つも食べられなかったので、今年は既に少し成長です
ま、翌日には演技しないといけないので、きっちり寝ましょう

2008 4F旅行記2

2008-04-29 21:56:24 | Weblog
さて2日目、レジストレーションは昼過ぎくらいからなので、そこまでは
することもなく、パソコンチェックなど
ホテルのレストランで朝食を食べましたが、特に知っている感じの人はいないし
完全に借りてきた猫状態です
初日のイベントは、夜8時からなので焦る必要はないのですが
誰が来ているのか知りたくて勝手にレジストレーションしに行きました
(この時聡さんはお昼寝中)
代金は130ドル!なんて安いんでしょう!!
タグを貰って首からかければ、もう一流マジシャンの仲間入りって感じですわ
これでイベントの会場にも入れます
1回部屋に戻り、勇気を出して会場に行こうとエレベーターが開いたので
思わず乗ったら、そこにはビルアボットとリチャードサンダースが・・
いきなりでびっくりしすぎ、アボットの名前が出てこないで、失礼しました
リチャードサンダースには何回か会っているのに、全く忘れている感じ・・
まあいいや、ディーラーブースへ行って本などを物色
後で分かることなのですが、今回日本人は3名だけで、一人が僕、もう一人が
ランドの聡さん、そしてもう一人が大阪でマジックショップをやっている
根本さん、アジア人そのものが今回は少なかったですね
大切な、演順の確認、僕は翌日の午後です
さていよいよ、会のスタートとなりました