こよみのHPが教えてくれたこと
晩年の「みだれ髪」、名作だと思う。星野哲郎の詞がまた切ない。
林檎忌今年は17回忌。すでに先週あたりからテレビで追悼の番組をやっている。
1989年(平成元年)の今日、数多くのヒット曲を重ね、歌謡界の女王と呼ばれた美空ひばりが逝去。ヒット曲の『りんご追分』にちなんで命名。
晩年の「みだれ髪」、名作だと思う。星野哲郎の詞がまた切ない。
髪のみだれに手をやれば
紅い蹴出が風に舞う
憎や恋しや塩屋の岬
投げて届かぬ想いの糸が
胸にからんで涙を絞る
すてたお方のしあわせを
祈るおんなの性かなし
辛や重たやわが恋ながら
沖の瀬を行く底曳き網の
船にのせたいこの片情け
春は二重に巻いた帯
三重に巻いても余る秋
暗や涯なや塩屋の岬
見えぬ心を照らしておくれ
ひとりぼっちにしないでおくれ
やはりこの人は歌の女王ですね。