今週の図書館本は2冊。
田中芳樹 「隋唐演義①」
田中芳樹の中国ものだ。
三国志、水滸伝に比べると知られてないが、たそがれオヤジにとっては待望のものだ。
隋から唐初にかけての戦乱の頃を描いた波瀾万丈の物語、といったところだろう。
まずは第一巻、そろりそろりと発進というところか。
塩野七生 「ローマ人の物語Ⅵ・パクスロマーナ」
「ローマ人の物語」シリーズを借りるのはこれで6冊目だが、はじめて期限内の2週間で読み終えることができた。
分厚く重い本を通勤や青春18切符の旅にまで持って行った努力のたまものだ(笑)。
さて、第6巻はカエサル(シーザー)の後継者(養子)で、ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの一代を描いている。
しかし、カエサルの人を見る目はおそろしいほどだ。
カエサルが暗殺されたとき、アウグストゥス(当時は本名のオクタヴィアヌス)は18歳に過ぎなかった。
それから76歳で死ぬまでの一生をかけてローマ帝国の基礎を築いた人。
塩野七生によれば、高度成長・拡大路線を突っ走ってきたローマ帝国を安定成長路線に切り替え「ローマの平和=パクス・ロマーナ」の繁栄をもたらした大政治家だ。
大帝国を築いたローマ人なればこそ、この大政治家を持ち得たのだろうか。
この大政治家がいたからこそ、大帝国を築くことができたのか。
どちらなのだろう?
かえりみて我が日本の政治の現状。
政治家の小粒さが目立ちすぎる。国の将来を見据えて国を変えていこうという政治家が見られない。現実との妥協や保身に汲々とする姿ばかりが目立つ。
現在の日本が、この政治家たちを生み出したのか?
この政治家たちがいるから、現在の日本の混乱があるのだろうか?
どちらなのだろうか?
ついでながら、英語の7月Julyはユリウス(カエサル=シーザー)8月Augustはアウグストゥスが語源となっている。
田中芳樹 「隋唐演義①」
田中芳樹の中国ものだ。
三国志、水滸伝に比べると知られてないが、たそがれオヤジにとっては待望のものだ。
隋から唐初にかけての戦乱の頃を描いた波瀾万丈の物語、といったところだろう。
まずは第一巻、そろりそろりと発進というところか。
塩野七生 「ローマ人の物語Ⅵ・パクスロマーナ」
「ローマ人の物語」シリーズを借りるのはこれで6冊目だが、はじめて期限内の2週間で読み終えることができた。
分厚く重い本を通勤や青春18切符の旅にまで持って行った努力のたまものだ(笑)。
さて、第6巻はカエサル(シーザー)の後継者(養子)で、ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスの一代を描いている。
しかし、カエサルの人を見る目はおそろしいほどだ。
カエサルが暗殺されたとき、アウグストゥス(当時は本名のオクタヴィアヌス)は18歳に過ぎなかった。
それから76歳で死ぬまでの一生をかけてローマ帝国の基礎を築いた人。
塩野七生によれば、高度成長・拡大路線を突っ走ってきたローマ帝国を安定成長路線に切り替え「ローマの平和=パクス・ロマーナ」の繁栄をもたらした大政治家だ。
大帝国を築いたローマ人なればこそ、この大政治家を持ち得たのだろうか。
この大政治家がいたからこそ、大帝国を築くことができたのか。
どちらなのだろう?
かえりみて我が日本の政治の現状。
政治家の小粒さが目立ちすぎる。国の将来を見据えて国を変えていこうという政治家が見られない。現実との妥協や保身に汲々とする姿ばかりが目立つ。
現在の日本が、この政治家たちを生み出したのか?
この政治家たちがいるから、現在の日本の混乱があるのだろうか?
どちらなのだろうか?
ついでながら、英語の7月Julyはユリウス(カエサル=シーザー)8月Augustはアウグストゥスが語源となっている。
私も、田中芳樹さんや塩野七生さんのファンで、ほとんど全部本を読んでいます。
『隋唐演義』も読みました。
『ローマ人~』は、毎年出版を楽しみにしています。
だんだんとオワリが近づいてきましたね。
終わったら、気がぬけそうです(苦笑)。