良い子、悪い子、こまりん子

幼児教育20余年。多くの子ども達を育て、ママ達の悩みに耳を傾けてきました。辛口アドバイスも含め、子育ママ達にエールを!

男の子ってサル?!

2006-03-16 23:45:28 | つぶやき
 今日、出かける時に電車に乗ると、同じように2人の青年が乗ってきました 2人は、私が立ったドアの反対側に立ち、話し始めました。オバサン、決して聞き耳を立てていたわけではありませんよ ただ、ぼんやりと外を見て乗っていると、自然に彼らの話す内容が聞こえてきた、わけです

 「なんかおまえ、今日はビシっと決めてるじゃん 何だったんだよー!よっぽど特別な日だったのかあ?」
 「そうだよ、この間、言ったじゃん 卒園式だよ、受け持ったクラスの子達が卒園したわけ
 「へえ、そっかあ。そいで、○○先生は一張羅を着て、すまして座ってたってわけか
 「まあね 俺さあ、何だか感激しちゃったさあ。あいつら、大きくなったんだよねえ・・・俺が初めて会った頃は、おもらししちゃったりさあ、言うこと聞かないで、走りまわったりさあ・・・そいつら、今日は最後までちゃーんと座っててさ 泣けちゃったよ、ほんと
 「へえ おまえって、いい先生なんだな でもさあ、幼稚園のガキんちょって、そんな式には泣いたりするわけ?」
 「そうだなあ、3,4人、女の子は泣いてたなあ
 「じゃあ、男の子は?」
 「ははは、泣くわけないじゃん 男の子ってさあ、まだかなりのサルなんだぜ、サル、おサル

 確かに、はっはっは!ですね。
幼い頃は、女の子の成長のほうがずっとずっと早い、と言います。そうですねえ。
幼稚園の先生である、この男性が証明するように、女の子達の成長に比べ、男の子の「特に精神的成長」はぐっと遅れている・・・と私も感じています

何てったって、先生がおっしゃるように「おサル」なんですものね

息子のお風呂そうじ

2006-03-15 21:59:54 | すてきパパママにご提案
 ついさっき、洗面所に洗濯を終えたタオルを持って行くと、お風呂のドアが開いていて、息子が大きな体を折りたたむようにして(ちなみに、息子は186センチもあるのです)お風呂のお掃除をしていました。
 
 じつは私、家事は母親の役目、という思いが強くあり、最近では、なかなか二人の子供達には家事のお手伝いをさせていませんでした
 もちろん、小さい頃は、教育的見地から、子供達にもいろいろな「お仕事、お役目」を与えていたのですが、それも小学校低学年くらいまでのことで・・・

 私は、彼のその姿がとても滑稽で、かなり和む姿だったので、思わず声をかけてしまいました。「ご苦労さま!いやいや、なかなか上手なもんじゃない?もっと早くに手伝ってもらえば良かったわね」と言うと、息子のほうも、「ああ、もちろん言われたことだったら、ちゃんとやるよ、家事も
 そう、まんざらでもない様子で、鼻歌混じりで続きを洗っていました

 家事を手伝う・・・いくつになっても、家とのつながり、家族を実感する行為なのかもしれません 小さい頃はなおさらのこと パパやママに誉めてもらえるのもうれしいですよね
 「お手伝いのすすめ」ですよ。いろんなお手伝いをさせてみてはいかがですか?新聞を取りに行く、お花にお水をやる、テーブルセッティングをさせる、金魚に餌をあげる、パパのビールを冷蔵庫から出しにいく・・・
 きっと楽しみながらやってくれるに違いありません

私の長い爪の思い出

2006-03-14 23:08:30 | つぶやき
 プライベートなことで恐縮ですが・・・
今週末、私の娘が高校を卒業します 大学受験を終えて、娘はまさに今、春爛漫 昨日から1泊2日で軽井沢にスキーに行き、めいっぱいエンジョイして帰ってきたようです
 きっと、みなさんのお子さんが私の娘の年になるまでは、あと12,3年?いや、もっとでしょうか?それまで、本当のたくさんの出来事があり、泣いたり、笑ったりするんですよね

 さてさて、ちょっと話が脱線してしまいました。
先日、娘は、幼稚園の頃に親しかったお友達とのお母様にお目にかかったのだそうです。受験の話や、いろんな思い出話をした後、そのお母さんが娘にこうおっしゃった、というのです。
「Mちゃん、ママのお爪、今でもきれいなのかしら? 私ね、いつもとても素敵だなあって見ていたのよ、あなたのママの爪。小さい子供がいるのに、いつも本当にきれいに爪の手入れをなさっていてねえ。とっても長い爪をしていらしたのよ。そしてね、ものすごくきれいな色のマニキュアを塗っていて・・・何だか、私までウキウキしたものよ!

 じつは、今、私の爪はとてもとても短く、ほとんど手入れらしい手入れもしていません 仕事がら、ということもありますが、年をとったせいか、少し伸ばすと爪がわれてしまうんです

 それにしても・・・私はこのママのお言葉を聞いて、久しぶりに当時のことを思い出しました 二人の子育てに四苦八苦していましたねえ 主人は頻繁に海外出張をしていて、どんなに主人に子供への気持ちはあっても、物理的にはそれは叶わず、ほとんど子育ては私一人がしていたように思います なかなか落ち着いて、いろんな相談をする時間もありませんでしたし・・・

 そんな時期、少しは子供達の手も離れたので、爪を伸ばし、きれいな色のマニキュアをぬることが、最高の癒しの時間、だったように思います
 どんなに育児に疲れたなあ、と思っても、それでも私は自分の時間が欲しいと熱望するタイプではありませんでしたし、やっぱり私の望み自体が「常に子供達の母でいたい」と思っていたのです 
 そんな私にとっては、「爪の手入れ」は、夜子供が寝たあとの一人の時間にできる「贅沢」でした

 何だか、とっても懐かしかったです・・・

大阪の子はすごいやん!

2006-03-12 18:16:48 | 良い子、良い親!
 以前、あっぱれでかわいい大阪の子どもの話題を書いたことがありましたっけ? 
私は、昨日の夕方から、実家のある大阪に来ています。とにかく、大阪の子どもは、ものすごーくバイタリティーがあって、ほぼ全員が楽しい かつては、私もそういう子どもだったのでしょうが、今ではそんな詳細は覚えていません まあ、いまだに、かなり「やんちゃ坊主(ワンパク坊主)」的な大阪人の主人に、その片鱗が見え隠れしていますが・・・

 昨日も、関西空港から電車に乗り、実家に向かう途中、なかなかあっぱれな女の子に会いました
 年のころ・・・4歳?5歳?彼女は、途中の駅から、急行電車に乗ってきました。車両内は、混雑していたわけではありませんが、立っているお客様も多い状態。
 その女の子は、ご両親と一緒に乗り込んできました 
乗ったとたん、ぱっぱと左右を見渡し、座席には座れないと確認したかと思ったら、まったく臆することなく、その場にペタンと座りました そして、買ってもらったのであろう絵本をペラペラと見始めました

 公共の場や乗り物の中でも平気で「ぺたりと座り込む」という行為は、最近問題にされるそのあたりのバカっぽい高校生がする行為と同じではあるのですが、いえいえ、彼女の場合は雰囲気はぜーんぜん違うわけです 何というのでしょうか・・・ものすごーくかわいい!

 「やあ、残念やなあ、座られへんやんかー しゃーないな。ほんなら、私、ちょっとここに座わらしてもらいましょ」みたいな感じ、でしょうか。

 日ごろはお行儀にうるさい私ですが、彼女のその様子に、お行儀云々ではなく、妙に「陽気に、前向きに生きる力?!」みたいなものを感じてしまいました
 

知らないだろうなあ、お父さん・・・

2006-03-10 22:19:26 | 良い子、良い親!
 今日は一日、横浜では冷たい雨が降りました
こんな雨の日は、子供を連れて出かけたくないですよねえ 傘をささせると遊んでしまうし、レインコートにレインハットでは、スーパーでは脱がせないといけないし・・・本当に、幼い子供を連れての雨の日のお出かけ、お買い物は、やったことがある人にしかわからない、とても苦労な仕事です
 今日も、電車を降り、駅を出たところでもたもたと傘をさして歩き出したところ、私のちょっと先を、2,3歳の子供と、5,6歳の子供を連れたお母さんを見つけました
 上の子は傘をさして黙々とお母さんの後を歩いていましたが、その後ろを歩くちびっ子のほうは、レインコートにレインハット。歩いているその様子から、いやいや、この子はお母さんの手を焼かせているに違いない、という空気を、ガンガン発散させて歩いていました
 すると、ほんの10メーターほど行ったところで、そのちびっ子は、ふざけて水たまりを飛び越そうとしたところで、バランスを崩して、ボチャン

 転び方が悪く、すっかり尻もちをついたその子は、びっしゃびしゃ もちろん、ママはカンカンです
 ママはちびっこをひっぱり、ひとこと、ふたこと怒鳴ったかと思えば、また歩き出しました。でも、今度は、ちびっ子を手を引いて・・・
 荷物、傘、ちびっこ・・・お母さんは大変だあ
きっと、こんなとんでもない苦労をしていること、お父さんは知らないだろうなあ