良い子、悪い子、こまりん子

幼児教育20余年。多くの子ども達を育て、ママ達の悩みに耳を傾けてきました。辛口アドバイスも含め、子育ママ達にエールを!

私の長い爪の思い出

2006-03-14 23:08:30 | つぶやき
 プライベートなことで恐縮ですが・・・
今週末、私の娘が高校を卒業します 大学受験を終えて、娘はまさに今、春爛漫 昨日から1泊2日で軽井沢にスキーに行き、めいっぱいエンジョイして帰ってきたようです
 きっと、みなさんのお子さんが私の娘の年になるまでは、あと12,3年?いや、もっとでしょうか?それまで、本当のたくさんの出来事があり、泣いたり、笑ったりするんですよね

 さてさて、ちょっと話が脱線してしまいました。
先日、娘は、幼稚園の頃に親しかったお友達とのお母様にお目にかかったのだそうです。受験の話や、いろんな思い出話をした後、そのお母さんが娘にこうおっしゃった、というのです。
「Mちゃん、ママのお爪、今でもきれいなのかしら? 私ね、いつもとても素敵だなあって見ていたのよ、あなたのママの爪。小さい子供がいるのに、いつも本当にきれいに爪の手入れをなさっていてねえ。とっても長い爪をしていらしたのよ。そしてね、ものすごくきれいな色のマニキュアを塗っていて・・・何だか、私までウキウキしたものよ!

 じつは、今、私の爪はとてもとても短く、ほとんど手入れらしい手入れもしていません 仕事がら、ということもありますが、年をとったせいか、少し伸ばすと爪がわれてしまうんです

 それにしても・・・私はこのママのお言葉を聞いて、久しぶりに当時のことを思い出しました 二人の子育てに四苦八苦していましたねえ 主人は頻繁に海外出張をしていて、どんなに主人に子供への気持ちはあっても、物理的にはそれは叶わず、ほとんど子育ては私一人がしていたように思います なかなか落ち着いて、いろんな相談をする時間もありませんでしたし・・・

 そんな時期、少しは子供達の手も離れたので、爪を伸ばし、きれいな色のマニキュアをぬることが、最高の癒しの時間、だったように思います
 どんなに育児に疲れたなあ、と思っても、それでも私は自分の時間が欲しいと熱望するタイプではありませんでしたし、やっぱり私の望み自体が「常に子供達の母でいたい」と思っていたのです 
 そんな私にとっては、「爪の手入れ」は、夜子供が寝たあとの一人の時間にできる「贅沢」でした

 何だか、とっても懐かしかったです・・・