先日、ひょんなことから、評判の高い天ぷら屋さんの食材を、そのお店でもなく、天ぷらでもなく、いただく機会に恵まれました
まさに「ひょんなことから」で、決して今流行の『○○産の△△をいただく会』のような催しでもなかったのです。
いただいたのは、「しいたけ」と「レンコン」でした。
要するに、車エビでも、江戸前のあなごでもなく、ちょこちょこっと私達がスーパーに行けば食べられる食材です![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/silver.gif)
ところが
です。ひとくちいただくだけで、もう、すべてが違うんですよ
香りも、食感も、もちろんお味も・・・さすがに、かなりの驚きでした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
確かに最近では、生食用のお野菜は、味や香りにかなりの違いがある、ということはわかっていました。野菜ソムリエ・・・などと呼ばれる人がいる時代ですから、銘柄牛のように、お野菜も、かなり味に違いがある![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
ただ、それもトマトやキュウリやほうれん草、にんじんのように、生で食べられるもので実感していたことで・・・
ちょっと目先の変わったところでは、水菜やつるむらさきなど、あまり普通は生食でいただかないものを、バーニャカウダでいただく・・・という場合に、「へえー
」と感心させられたくらいです。
けれど、今回のしいたけとレンコン。
さすがに生食ではいただきません。ところが、火を通しても、香りも味も、本当に常々食しているものとは全く違う
似て非なるもの、とはまさにこのこと!と痛感しました。
その二つが、どこの○○で~~~・・・のような講釈は敢えていたしません
食のブログではありませんからね。まあ、当然のことですが、しいたけもレンコンも、そのお店のご主人の「こだわりの逸品」であることだけは確か、でした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
私は、自宅でそれらを調理し(単にお味噌汁の具材にしたり、炒め物や煮物に使っただけです
)、そして本当に形容しがたいほどに「美味」なお野菜をいただきながら、まったくお料理とは関係ないことを思いついたのでした・・
『考えてみれば、人も同じ・・・』と。
同じ格好、かたちをしている人間でも、じつは全く違う・・・そう気づいたのでした![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
こんなことを書くと、「いやいや、『曲がりキュウリ』でも味は同じ!」と反論なさる方がいるでしょうね。
確かにそうです
人が手を加えて、まっすぐにしたものは、見場が良いだけで、味に違いはない・・・見場を良くする必要はどこにあるのか?![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0201.gif)
しかし、これはあくまで「見場を整えた」ということで、私が感服した「味」とは無関係です。私は、あくまで「味」の話しをしています。
天ぷら屋さんのご主人にお尋ねすると、やはり、しいたけもレンコンも、確かに「○○産の△△」でした
生産者の研究と手間は大変なもので、私たちが普段、スーパーで簡単に手にいれているものとは、本当に「似て非なるもの」。
しかし、それを求める場、求める人がいる限り、普及品と逸品はずっと存在し、同じように見えながら、全く違う機会、違う人に食されていくのでしょう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0050.gif)
普及品が粗悪品であるわけはなく、逸品だけが重用されるということではありません。どちらが良い、悪い、という問題ではないのです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
あくまで、「どちらを求めるか?」ですね。
そして、逸品を育てるためには、当然、普及品を育てる以上の手間暇、研究、苦労はつきものです
より良い逸品を作るためには、それ以上の努力と時間、研究は不可欠でしょう。
普及品には普及品としての価値はありますが、けっして逸品に昇格することはない・・・そして時には、普及品を作っているつもりが、こっそりしてしまった手抜きで、たちまち普及品どころか、とんでもない粗悪品になってしまう、という危険性もあるでしょう![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0156.gif)
手塩にかけた逸品とは、やはり、それだけの価値のあるもの、ですね
然るべき機会に、然るべき人に愛されるもの![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0191.gif)
きっと人も・・・同じでしょう
無垢で産まれた子供達。親という生産者の手によって、さて、どちらに育てられるのでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
いただいたのは、「しいたけ」と「レンコン」でした。
要するに、車エビでも、江戸前のあなごでもなく、ちょこちょこっと私達がスーパーに行けば食べられる食材です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/silver.gif)
ところが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
確かに最近では、生食用のお野菜は、味や香りにかなりの違いがある、ということはわかっていました。野菜ソムリエ・・・などと呼ばれる人がいる時代ですから、銘柄牛のように、お野菜も、かなり味に違いがある
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
ただ、それもトマトやキュウリやほうれん草、にんじんのように、生で食べられるもので実感していたことで・・・
ちょっと目先の変わったところでは、水菜やつるむらさきなど、あまり普通は生食でいただかないものを、バーニャカウダでいただく・・・という場合に、「へえー
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
けれど、今回のしいたけとレンコン。
さすがに生食ではいただきません。ところが、火を通しても、香りも味も、本当に常々食しているものとは全く違う
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ase.gif)
その二つが、どこの○○で~~~・・・のような講釈は敢えていたしません
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
私は、自宅でそれらを調理し(単にお味噌汁の具材にしたり、炒め物や煮物に使っただけです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/udon.gif)
『考えてみれば、人も同じ・・・』と。
同じ格好、かたちをしている人間でも、じつは全く違う・・・そう気づいたのでした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaminari.gif)
こんなことを書くと、「いやいや、『曲がりキュウリ』でも味は同じ!」と反論なさる方がいるでしょうね。
確かにそうです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/sayonara.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0201.gif)
しかし、これはあくまで「見場を整えた」ということで、私が感服した「味」とは無関係です。私は、あくまで「味」の話しをしています。
天ぷら屋さんのご主人にお尋ねすると、やはり、しいたけもレンコンも、確かに「○○産の△△」でした
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0140.gif)
生産者の研究と手間は大変なもので、私たちが普段、スーパーで簡単に手にいれているものとは、本当に「似て非なるもの」。
しかし、それを求める場、求める人がいる限り、普及品と逸品はずっと存在し、同じように見えながら、全く違う機会、違う人に食されていくのでしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0050.gif)
普及品が粗悪品であるわけはなく、逸品だけが重用されるということではありません。どちらが良い、悪い、という問題ではないのです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
あくまで、「どちらを求めるか?」ですね。
そして、逸品を育てるためには、当然、普及品を育てる以上の手間暇、研究、苦労はつきものです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0163.gif)
普及品には普及品としての価値はありますが、けっして逸品に昇格することはない・・・そして時には、普及品を作っているつもりが、こっそりしてしまった手抜きで、たちまち普及品どころか、とんでもない粗悪品になってしまう、という危険性もあるでしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0156.gif)
手塩にかけた逸品とは、やはり、それだけの価値のあるもの、ですね
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0148.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0191.gif)
きっと人も・・・同じでしょう
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
無垢で産まれた子供達。親という生産者の手によって、さて、どちらに育てられるのでしょうか?