酉の市のつづき。
都営地下鉄で配布している小冊子に酉の市の記事が出ていました。 http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/magazine/fureai/200711/furemado02.pdf
いいお顔です。江戸っ子かどうかは存じ上げませんが、私はこういう(江戸っ子)タイプの人に弱いです。
この方、いらっしゃるかなあ、どんなくまでに仕上がっているかなあと楽しみにしていましたが、
さすが、特等席にお店が出ていました。
都営地下鉄の冊子にあった写真より、全然お綺麗です。
よく、お年を召した方に、「さぞかし若い頃は・・・」なんて言い方をしますが、この方はその年齢のその時々、それぞれに美しかったろうと拝察します。
出来るなら「恐れ入りますが、ちょっと1枚、」と写真を撮らせていただければ良かったのですが、さすがの貫禄に当てられ、いい年をして急にヒヨッコになったような気分になり、そんなお願いが出来るような勇気は出ませんでした。トホホ。
華やかで美しいくまで。
くまでを作る人はみな、くまでに命を吹き込み、そのくまでから元気を与えてもらっているような気がしました。
出来ないから、あえてこれにしているんです。(笑)
ひとつのことをやっていると、飽きるし、世界が広がらないような気がするのだろう(私はひとつのことをやり遂げられるタイプではないので想像ですが)と思いますが、そこを越えると自分がこつこつ築きあげたものが姿を現すのでしょうか。
いいですね、この方たち、もともと良い顔立ちなのですが、生き生きしていらっしゃいます。
tarutaruさんも、さぞかし・・・。
法被、二種類あるようなんです。
友達のダンナが「寄り合いに出てくる」と店を離れたとき、「あ、法被が違う」と追いかけて法被を変えさせていました。
「何が違うの?」と聞いたら「今の寄り合いお寺のほうだから、お寺の法被を着ないと」と言っていました。
たくさんお客様が来て下さったようなので、きっとハッピーニューイヤーがやって来るでしょう。
頑張った甲斐があったというものです。
この方たちとても気品のあるいい表情をしています。
「同じ物を作ることって難しい、でもそれが私たちの仕事だから」なんて自信に満ちたお言葉です。
藍染のハッピ、いいなあ。ハッピニューイヤー!なんちゃって・・・