東京駅は丸の内駅舎保存・復元工事にはいり、2011年に完成します。
このドームの窓はステーションホテルのものだったと聞きましたが、この窓から見下ろしたらどんな風に見えるのでしょう。
駅は別れと出会い、始まりと終わりの交錯するところ。
きっといろいろな人間模様が見えたことでしょう。
このホテルで執筆するのが好きだった作家も多いと聞きますが、微かなざわめき、列車の音、日常と隣合わせでいながら、文字通り高みからの見物をするような感じが、自分の作り出した登場人物の生き方を他者の目でみるのと同じような心地がするからでしょうか。