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初めての診察

2014-01-12 14:20:58 | ■次男
病院で受診しました!
次男が病院にかかるのは初めてです。

病院は想像より小さめでした。
まず、女性の先生(心理士?)に呼ばれ、そこで様々な質問をされました。

現在の次男の状況だけではなく、妊娠中のこと、出産時のこと、3才までの様子、
家族関係や、今まで家族構成に変化はあったか、身内の病気や精神疾患の有無…
結構細かくて、妊娠中の過ごし方では、長男を叱った内容を聞かれ、
エピソードまで細かく記載されました。

長男で2院経験してますが、遙か昔であまり記憶にないものの、
ここまで時間をかけてなかったような気がします。

その間、次男は退屈すぎて、話に割って入ったり、
狭いから「ベッドの上にのっていいよ」と言われていたのですが、
ベッドのカーテンを勝手に閉めて転がり落ちてきたり…
グルグル回るイスで高速回転したり…まぁ落ち着きがなかったです

延長保育で注意深く観てくれる先生に「次男君は多動はないね」と言われ、
私もそう思っていたのに、この落ち着きのなさでは多動ありになるんじゃないの?

調書作成が終わり…また待合室へ
しばらくすると、別の女性の先生に呼ばれました。

そこではテーブルの上に白い紙を出され、「家族の絵を描いてください」

お父さんとお母さんとお兄ちゃんと次男君の絵を描いてください、と何度も言われているのに…
絵は嫌いじゃないのに、「何描こうかな?」とブツブツ言って、すぐに取り掛かろうとしません。

色鉛筆、クレヨン、クーピーなどが用意されていましたが、
「いつも何で絵を描いてますか?」と聞かれ、「水性ペンです。」と言いました。

そう次男は水性ペンが好きなので、これで気分が乗るかな?
ヤキモキしながら見ているとようやく書き始めました。

A4用紙の左上の隅に顔。

「誰の絵かな?」と聞かれると次男は「にいに」と答えました。

黒いペンで顔を描いたら次は肌色のペンで塗り始めて、
イメージの色と違ったようで、人差し指の腹でゴシゴシ消そうとしたり…

「いいよ。その色で大丈夫だから。
 お父さんとお母さんと次男君の顔も描いてください」


何回も促され、ササッと書けばいいのにと内心ヤキモキ…

(そうか、この場は気にしなくていいのか!
 こんな時にも次男が迷惑をかけてないか気にするなんて私はバカだな。
 きっと私の表情も観察されてるのだろうなぁ…)などと考えながら、
私は黙って次男の様子を見つめていました。

描いた順に…

1.左の端っこにひょろ長ーい長男。

2.ど真ん中に自転車に乗った自分(次男)

3.そのすぐ右にお母さん(私)

4.長男と次男の間、やや長男寄りの位置にお父さん


お父さんの方が長身なのに、長男の半分の背丈になっており、
私は髪の毛を表現する関係でろくろ首みたいに首が長くなっていました

顔はみんな笑ってます。流れ星や芝生も描きました。
自転車はタイヤやハンドルなど、なかなか良く出来た可愛い絵と思いました。

女性の先生が「コントロールは弱いかもしれませんね」と言いました。

右と左の壁を指さして「こっちとこっちの壁ではこちら壁の方が気が逸れるものが少ないです」
「大事なお話をするときは、こういう何もない白い壁の前(次男には壁と私しか見えない状況)でされるのがいいと思います」

など、いくつかのアドバイスをいただきました。

そして、また待合室へ

だいぶ待って、ようやく最終、大先生ですよ!
どんな先生だろうとすごく楽しみにしていました。

想像通りの一見無機質な感じ

時折調書に目を落としながら次男に幾つかの質問をしていきました。

「幼稚園では誰が仲良し?」
「好きな食べ物は何ですか?」
「好きな遊びは何ですか?」
「外で遊ぶ?」


明瞭に答えてはいるのですが…

イスから降りて、狭い部屋の壁やドアを触りながら動き回り、
先生に背中を向けた状態で後半はほとんど顔を見ずに答えていました。

一通り質問が終わると「今からお母さんとお話するから、次男君は外で待っていてくれるかな?」

次男が部屋の外に出ると1番目の調書を作成された女の先生が
「こっちおいでー」と呼んでくれたようでした。

今度は私が先生から幾つか質問されました。
福祉センターでのK式のテストの結果は注釈として
「姿勢・運動の項目は実際にやってなく、私との口頭での話からDQを出されたようです。」
と話しておきました。

※ちなみに福祉センターでの発達検査の内容はこんな感じ。クリック→発達検査の詳しい内容と様子 K式
結構力作(笑)運動・姿勢の項目はケンケンやスキップがあるはずなのに、次男はイスに座って出来ることしかしていません。

医師は「テストのやり方に問題があるかもしれませんね。
 うちにベテランの心理士がおりますので、K式のテストをしてみて、
 結果を見てからトレーニングの対象内であるか検討しましょう」


そういう話でまとまりました!
診断テストは1月中旬か2月初旬の予定。

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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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良かったですね! (オレンジ)
2014-01-12 16:01:40
次男君、待望の診察ができて、良かったですね!
しかも本で有名な先生なんて!

トレーニングも期待できるかもしれませんね。
心理士さんの話も的確だし。


子供にとって、よい結果になることなら、どんどんやっていきたいですね。
えSSTは、実際どのくらい効果あるのかって、まだわからないんですが、やっぱり少しでも何かしてないと私も不安。

今のSSTは、モニターもあるので、先生の対応もわかり、参考になります。
(優しい声かけが大事なのね、とか肯定してあげることとか)
返信する
おつかれさまでした (ソレイユ)
2014-01-12 22:51:04
私までいっしょに緊張しながら
読ませていただきました。

ベテランな先生は
本人が診察室に入って一見しただけでも
正確な見立てができるようです。

cobcobさんのワクワク感が伝わってきました。

こんな前向きに潔くかつ客観的に受診できる
親はなかなかいませんて
返信する
>オレンジさん (cobcob)
2014-01-14 00:12:08
私はすっかり名前を失念していましたが
割と話題の本を書いた人でした

ADHDの判定に注意深い考えを持っているはずなので、
その先生がトレーニング対象外と判断したなら、嬉しいし、
対象内だとしても、トレーニングに受けられるのは有難いです!

オレンジさんのところのSSTはモニターで見れるんですね。
SSTに興味津々です^^
返信する
>ソレイユさん (cobcob)
2014-01-14 00:13:40
共鳴していただいてありがとうございます!

確かに、悲壮感がまるでないですよね。

長男のときは疲労困憊、今にも死にそうな顔での初受診でした。
日常の様子を伝えながら、私は情けないことに涙をポロポロ流し…
発達検査を受ける前ですがリタリンが出ましたよ。
あのときの医師の判断は正しかったと今でも思います。

次男はまだ大きな問題を起こしてないというか…
先の対策のために受診してる部分が大きいので
割に前向きかもしれませんね!
返信する
Unknown (はな)
2014-02-02 11:52:31
「親の二次障害」の記事を読んでこちらにコメントさせていただきますね。
私もその二次障害に悩まされている一人です(現在進行形)
今は極力保護者の方達との関わりを避けています。理解をしてくれる保護者数名がいれば良いと言う現状です。
私は計画をたてて事を進め、問題が起きても出来るだけ自分で解決してしまう質なので息子の破天荒ぶりは理解不能でした。
「自分ならこうするのに…」は全く通用しない事に歯痒く、問題が起きる度いつも頭を下げ続けてきました。
ずっと謝罪しているといつの間にか何か事が起きると、別に息子が悪くなくても息子のせいになっていた時に、私の中で何かが壊れバランスが崩れてしまったんだと思います。
そこからですかね?新しい人達と関わる事をやめたのは。
ダメな子のレッテルが貼られ、陰で親子が悪いと言われてるのも過敏な位感じましたね。
夜になると疲れているのに、眠れない、訳もわからず涙が出てくる…
「辛いよね?その気持ち良く判る」って言われ慰めてくれる人や医師も居たけど、正直絶対にこの気持ちは理解だろうなと思っていました。いや今もそう思ってます。
あああ~cobcobさんと語り合いたいです!きっとcobcobさんなら私の気持ちを判ってくれる事だと思います。
すみません。何だか愚痴っぽくなってしまいました。ご迷惑ならスルーしてくださいね
(T-T)
返信する
>はなさん (cobcob)
2014-02-03 00:44:23
はなさんも苦しんでおられますか。
そうなんですよね。当たり前のことが全く通じない。
なぜ一々、転んで傷を作らないと前に進めない?
自分だけが痛いならまだしも、なぜ他人を巻きこむ?

子どもがこうだと周囲の親を見る目線が大変厳しいものなりますね。
うちも面と向かってはありませんでしたが、何かあれば
「あの子じゃない?」とヒソヒソ言われているのではないかと、
被害妄想かもしれませんが、背中で感じていました。
この苦しみは同じ立場になってみないときっと理解できないでしょうね。

今、最新記事のコメントを閉鎖してるのは、心の余裕といいますか、
いつも有難いメッセージばかりなんですが、たった一つの批判で
ブログを閉じてしまいそうなくらい精神不安定なんです。
受験が終わるまで予防線といいますか・・・(苦笑)
なので、はなさんの共感メッセージが嬉しかったです
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