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まちだ ひろがりネット

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町田・生活者ネットワークの活動日記

生活者ネットワークの議員連絡会

2012年04月19日 | 活動
第3回議員連絡会。
情報交換をするという生活者ネットワークらしい集まりです。

東京都の3月議会について西崎光子都議がてきぱきと資料に基づいて報告。
その中から、
給食の放射性物質計測について。
東京学校牛乳協議会というのがあると初めて知りました。略して「学乳」。
牛乳の放射性物質を自主検査しています。4月からの国の基準に照らして50ベクレルとしているそうです。

国立市ではずっと給食の自主的に計測をしていて、なんと1桁ベクレルまで計測して公表するそうです。
市民の要望に応えるように努めている様子が国立市の前田せつ子市議からレポートされました。

給食の計測は当日の食材で行い、すぐにツイッター(クニッターって)で公表。
親が知ったとしても給食を食べさせないところには間に合いませんが、
次回にきちんと反映できるので意義があるということです。
しかも国立市は即座に食材の切り替えをしているそうです。すごいね。
高めのものを食べたから次は低い食材を選択しようという判断につなげることができるというわけですね。

いまブームのPPS。
東京都では官民連携インフラファンドを創設して、発電事業の後押しをするそうな。
いったいそのファンドはうまく出資を集めることができるのか、と星裕子都議が一問一答。

豊島区では再生可能エネルギーを採用!と村上法子区議の報告。
PPSのなかでCO2係数がゼロのG-Powerから購入する契約。なんと、値上げする東電の料金と同等だそうです。
 
災害廃棄物の広域処理。
奈須利江区議の足下、大田区は23区の中でとくに汚泥とか廃棄物とかの処理関連施設が
集中する区だそうです。それだけに、今回の災害廃棄物広域処理についての
奈須さんの追求は日を追って厳しさを増す、という印象です。

何度か奈須さんの話は聞いているけれど、すこしずつ風景が違ってきます。
初めのころは、なぜ不合理な税金の使い方をするのか!という段階でした。
今回のお話では、不合理なのにあえて広域処理に走る政治側の訳が少し見えました。

休む事無く追求し続けている奈須さん。
市民の意見なんか聞かなくてもいいという政治が広がるかもしれないと警鐘を鳴らします。
「特別措置法」とつく法律でトップダウンが許される。
災害廃棄物特別措置法、放射性廃棄物処理特措法。
議会で議論する必要がないのです。

政治側のツールは「特措法」。肝に銘じておこう。

法治国家って厄介ね。こうなってくると憲法は死守するっきゃないと思います。

と、またしても市民の危機を感じる一日となりました。

(お)