goo blog サービス終了のお知らせ 

まちだ ひろがりネット

ネットワークで豊かな町に!
人と人との繋がりの道具になりますように

町田・生活者ネットワークの活動日記

被災地がれき広域処理騒動 雑感

2012年05月13日 | 活動
被災地ガレキを国全体で処理しようという政府の方策。

いきなり切り出した、放射能物質の拡散だ、無用の運搬だ、経費がかかりすぎる、
ひいては現地での処理にまかせろ、現場は土地のかさ上げに使いたいと言っている、
法的に見ても、放射能の処理については動かさない、増やさない、広げないだ、
と竜巻のような反対がわき起こったら、何としたことか細野さんはお願い行脚をしていましたね。
そうすると、NIMBYだとか、助けようとしない非道の人だとかと思惑通りの反応がでてきました。

科学的な、法律的な根拠に基づく批判にぜんぜん真っ当な反論が出てこないので、
まあ、相変わらずと言えば相変わらずの、人を馬鹿にした(霞ヶ関の)態度だなあと
思っていましたが、ひょっとして。

ひょっとしたらぜんぜんそんな科学的な法律的な視点から考えたこと無かったんだ、
と思いつきました。とても素朴に、早く助けたい一心で処理するシステムを考えてたんだ、と。
もちろん、利権関係の人の耳打ちがあったんだろうけど。でなきゃ、
あんなに市民と噛み合ない説明会とか、お願いで情に訴えるとか、およそ
民主主義の手法にあらざるやり方をするわけがないでしょう。

神戸が3年でガレキ処理を終えたという実績ではじいた(に違いない)3年という年限。
神戸が処理を急いで他の自治体にも処理を頼んだという実績にもとづく広域処理の決定。
神戸を見て結論したのではないでしょうか。
神戸が急いだのはそこが狭くて経済圏の動脈(ボトルネック)だったからと言います。
広々した東北と比較にならない、と言います。

役人と言えば東大出のぼんぼん、せいいっぱいの施策だっただろうけど、いいめいわく。
もっと広い視野を獲得したまえ、と言って上げたい。
なんだか、政府が市民とずれたことを言ったりしたりしているような、
全く別の国の政治を見ているような気がする今日この頃です。


(お)




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。