健康寿命

日本人の健康寿命は70数歳と言われています。
老後は生活が不自由な人が多くなります。
寿命は80数歳ですから10年ぐらい病気で苦しんで亡くなるということになります。

体が動くときは自分は健康だと思って特に体のことを気にしませんが、体が動かなくなるとこれは大変といろいろと健康法を考えます。
しかし時すでに遅く、思うように体が動くようにならないことが多いと思います。
病院に行く、何んとか運動するなどの対策を講じますが、家事、趣味、ボランティア活動などを楽しむような老後とはなりません。

事業・仕事から引退した人は事業などに代わる家事、趣味、ボランティア活動などを考えるといいと思います。
引退後、長く休みすぎると前は使っていたのに、使わなくなったため急に劣化する組織があります。
その組織の劣化が病気の原因になることがあると思います。

幸い日限山4丁目はほとんどの家に庭があります。
通常の家事に加えて庭仕事を増やしてみてはどうでしょうか。
自分で美しい庭を設計してつくるようにすると体だけでなく、頭も使うと思います。
庭を美しくすると、自分も楽しいし、道を通る人にも楽しんでもらえるのはないでしょうか。
昔は目隠し目的で塀や生け垣をつくることが流行しましたが、今は防犯上からも見通しがいい方がいいとされています。
思い切って古い塀や生け垣を取り払い、自分なりに庭づくりを行い、みんなに美しい庭を見てもらえるようにするといいのではないでしょうか。
美しい庭は町を美しくします。
家の中を覗かれたくない人は窓にレースのカーテンをやれば大丈夫です。

西洗第三公園の活用も健康にいいと思います。
小さな子供さんと遊ぶのもいいと思いますが、公園では日限山いぶき会が、ゲートボール、グラウンドゴルフ、太極拳をやっています。
ゲートボールは月木金9：00-11：30、グラウンドゴルフは水8：50-10：00、太極拳は木8：00-8：45にやっています。
それぞれ参加費が必要と思いますが、いぶき会員でなくても、また老人でなくても参加できます。
公園は毎月1,2回班別の公園掃除がありますが、掃除が中心で草刈り、草取り、枯枝の剪定などはやっていません。
高齢化が原因でしょうか。
そこでボランティアが草刈り機を使ったりしてちょっとハードな仕事をしています。

趣味の会やボランティア活動は、町の人の交流の場になっています。
家にいるより、みんなで遊んだり、仕事をしたり、話し合ったり、笑い合ったりすることは健康にいいようです。
家の外で活動する時間を増やすと交流の場を増やせるものです。
健康寿命を伸ばし、老後をより楽しいものにすることができると思います。