秋になると自然の湖沼池では鯉は捕食できる餌が減ります。それでも生き残れるように鯉は摂餌量を減らし、冬眠体制に入ります。水槽飼育でも水槽を屋外に置いておくと、水温はどんどん下がります。昨日は非常に寒く水温は13度になっていました。
たまたま、この季節でも、生きた幼虫が、5個のバケツの中の一つで大量にできたので与えてみましたが、鯉の踊り食いを見ることはできませんでした。食べようともしませんでした。代わりに米ぬかペレットを少なめに与えたところ完食しました。鯉の習性は不思議です。
これからは米ぬかペレット小量でいいようです。
芝生をつめた長角型プランター浄化槽は好調です。まだメンテの必要性を感じません。地下茎も根も腐っていません。葉っぱは緑です。地下茎や根には藻が付着しています。しかし水の流れは問題ありません。水槽出の汚染水中の有機性浮遊物は、浄化槽で藻に付着し、そこで分解されているようです。藻や芝生は汚染水中のアンモニアなどを肥料として吸収していると思います。
なお、浄化槽は今後も改良を工夫するので固定的な装置に組み上げることはしていません。飼育水槽の中の水ポンプにホースをつなぎ、ホースの先端を浄化槽(プランター)の底に突っ込んであるだけです。ホースがプランターから外れないように取付部品は木工で自分でつくりました。
飼育水槽の水は美しいと思うほど透明です。
なお、飼育水槽の底にたまる鯉の糞は、新しいものは小粒のペレットのように見えます。水流の関係で底の低い部分にたまります。料理で使う金網スプーンがありますが、これで底をすくうと糞はきれいに除去できます。飼育水槽の汚泥掃除は今のところ簡単です。