日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

町の仕事をどうこなすか

2019年08月07日 | 社会
西洗自治会は28班からなります。
現在の班は自治会ができてから一度も見直しが行われていません。
近年配布あるいは回覧されている自治会資料を読むと、班あるいは班長の役割についていろいろ意見が出ています。
 
昔は班会議がありましたが、今では班会議を開いている班はほとんどないのではないでしょうか。
班長は班の仕事より、自治会役員としての仕事の方が重くなっていると思います。
 
2014年度自治会は、現在の班のくくり方が道路で囲まれた区域を重視しており、普段顔を合わせない人が多いので近所の助け合いには向いていないことを問題にし、向う三軒両隣を横に広げた、つまり道路を挟んで向かい合った家からなる災害時安否確認ブロック(1ブロック15戸ぐらい)を設けました。
 
2017年度自治会は、現在の班について班を構成する戸数が一番多くて30数戸、一番少なくて14戸と班で非常に差が大きいことや、班で助け合うことがむずかしくなっていることから、災害時安否確認ブロックの考えを重視した班再編を提案しました。
 
2018年度自治会では、災害時安否確認訓練は従来の班単位で班長が行うべきという意見が出ました。
今年度も災害時安否確認訓練について班長が行うべきとの意見が出たようです。
 
従来の班を見直すという意見と、従来の班でいいという意見が交錯しています。
 
恐らくどの班も班長は1年交代当番制で、ある順番で班長を出していると思います。
しかし班長にならない人、班長ができない人が増えているのではないかと思います。
自治会の役員の仕事ができないので自治会員をやめるという人もいるようです。
 
班員間の交流はほとんどないのではないでしょうか。
班長と班員がお話しすることも少ないと思います。
近年は班員の誰かが亡くなっても班長に連絡しないことがあるそうです。
 
公園掃除では当番班の班長が班員を指揮しているようですが、そのほかのことで、班長を中心として班員が交流したり、助け合っていることは少ないと思います。
班長の仕事を充実させるどころか、いかに班長の仕事を軽減するかが重要になっているのが現実ではないでしょうか。
たとえば昔は班長(28名)が行政の広報を毎月各戸配布していましたが、今は日限山いぶき会の地区幹事(9名)が毎月配布しています。
 
それではいけない、班長の班の仕事を増やすべき、災害時安否確認訓練では班長が安否確認をやるべき、従来の班と班長が機能するようにすべきという考えが現在の自治会にあるようですが、これまでの経過から判断して従来の班や班長の機能役割充実はむずかしいことではないでしょうか。
 
普段顔をあわせる機会が多い近所で助け合う雰囲気を高めることが大事ではないかと思います。
自治会役員が町の仕事をやればいいではなく、町の仕事をやることができる人は役員でなくても町のボランティアとして町の仕事に参加し、みんなで助け合って町の仕事をこなすことが大切と思います。
コメント
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