歴史と旅と少しのグルメ

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旅紀行(郡上八幡・白川郷など)

2008年10月30日 | まち歩き

10月中旬に妻籠、郡上八幡、高山、白川郷にいってきました。

今まで行ったことのない郡上八幡と白川郷を楽しみにしていました。

妻籠に行ったのは、すでに23年前。雰囲気も変わっている気がしました。

江戸から数えて42番目の中山道の宿場町。昭和40年代の保存活動により、江戸時代にタイムスリップしたような町並みが残りました。平成になって復元された妻籠宿本陣。島崎藤村の母の実家で、次兄広助が養子に来た所です。「木曽路はすべて山の中である」の言葉で」始まる

島崎藤村の夜明け前。藤村に生きた時代に一瞬行けた気がしました。

また、郡上おどりで有名になった郡上八幡。初めての旅でしたが、こじんまりとした町並み。豊かな水。生活には欠かせない共同の水場など、完全には観光地化されず、かつての風情を残した町並みはしばらく眺めていたいそんなところでした。賑やかで店が集積した場所も必要ですが、人々の生活が息づく素朴な、どこにでもある、でもまたいって見たくなる場所、そんな場所を残して行くことが必要と強く感じました。

それに比べ白川郷は人、人、人の洪水で大渋滞でした。

東海と北陸をつなぐ高速道路の全面開通。秋の観光シーズン、どぶろく祭りなどいろんなことが重なったとはいえ、世界遺産の影響はとにかくすごい。自分も行っていて恐縮ですが、観光客を呼びたい人と、普通に生活している人との摩擦はないのか、日々の暮らしは大丈夫かそちらの方が心配になってしまいました。合掌作りの民家も多くが、土産物屋に改装され、何かむなしさも感じてしまいました。

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妻籠宿。昔の風情が残っています。勝新の座頭市の撮影もありました。

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水豊かな郡上八幡。人々の生活」水は欠かせません。

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高山の町並み。朝冷え込みました。9時前なのでまだ観光客も少ないです。

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白川郷。人々の波。びっくり。

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静かな時期にまた来たいものです。


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