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Iアパートの思い出:S子ちゃん編

私は末っ子だったせいか昔から妹が欲しかったのです。
だから、高校時代、大学と後輩はかわいくてしょうがありませんでした。あ、もちろん今でも。

K君の妹S子ちゃんは意外にも?さだまさしのファンで、意気投合し一緒にコンサートに行ったことがあります。
しかし、当日、彼女は風邪を引いてしまい。かなり熱が出ていて、もしかしたらいけないかもしれないとK君は言っていました。
当日は会場で待ち合わせたのですが、コンサートが始まっても彼女は来ません。
かわいそうに、風邪がひどいんだな~、せっかく楽しみにしてたのに。。。
と、隣の空いている席を見ながら私もなにかコンサートに身が入りません。

コンサートが始まってから2,30分経った頃だったでしょうか、なんとS子ちゃんはやってきました!
やはり普段の元気はありませんが、根性です。
「大丈夫?」と聞くと青白い顔でにっこり(無理に)笑って頷いてくれました。
でも、コンサートの間やはり彼女は苦しそうでちょっと心配でした。
何とかコンサートが終わり、私は彼女をアパートまで送っていきました。
2人で雪道を歩きながら色々と話したことを覚えています。

彼女はお兄さんの影響かどうかわかりませんが、料理も得意でした。

私は、2年から下宿を出て北24条駅に近いアパートで暮らし始めましたが、実は、同じ下宿だったT君から、お前もあまり下宿の飯を食ってないようだし、経済的だから共同生活をしないか?と誘われ、二つ返事で乗ったのでした。
T君も気さくな優しい男で結局、彼とはその後卒業するまで一緒に暮らしておりました。

S子ちゃんはこの我々のアパートにも1度ご飯を作りに来てくれたことがあります。
T君もS子ちゃんの手料理にすごく喜んでいました。
確かH君も一緒だったと思います。

本当に私はこのIアパートに良く通いました。
自分の下宿に帰るよりここに帰った方が多かった気がするぐらいです。

しかし、まさか、何年か後に本当にここに住むことになるとは。。。この頃は考えてもいませんでした。
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