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青春の影:チュ-リップ

1979年。
「虹とスニーカーの頃」がヒットして久々に財津さんの歌声を聞きました。
この曲はなんか切ない青春の胸がきゅんとなるような曲で、その前の「サボテンの花」や今までのチューリップの心地よいイメージとは1線を画しているように思いました。

チューリップを知ったのはやはり1973年の大ヒット曲「心の旅」でした。
その頃のイメージはテレビによく出ていたこととヴォーカルが姫野さんだったこともあり、フォークグループながら女の子がキャーキャー言われていたのでちょっとアイドル的な印象がありました。

大学時代、グリーの先輩がフォークの歌声スナック(昔ふきのとうも出ていたらしい)に出入りしていて私もよく行ったのですが、いつもラストに歌うのが「心の旅」でした。みんなで歌うとまた盛り上がるいい曲ですね。

財津さんがチューリップの本当のヴォーカリストだと知ったのは「青春の影」からかな~
でも、この曲をはじめて聴いたときはビ-トルズの「ロング・アンド・ワインディング・ロード」をすぐに連想してしまいました。(苦笑)でも、この曲は大好きです。
そして、財津さんがビートルズの大ファンだということを知りました。
確かにチューリップのサウンドはビートルズに似ている。(苦笑)
何かの雑誌で財津さんがビートルズに対する思いを熱く語っていて、学校の屋上で「アンド・アイ・ラヴ・ハー」を何度も何度も歌っていたら涙が出てきた
。。。という記事が印象的で、私もそれから「アンド・アイ・ラヴ・ハー」を歌ってみてこの曲がますます大好きになったという思い出があります。

私はチューリップはヒットした曲ぐらいしか知りませんが、それでも財津さんのヴォーカルには少なからず影響を受けていると思います。
大学生になってオフコースの小田さんと財津さんは私の好きなヴォーカリストでしたが、二人は声質が似ていながら小田さんの1本芯が通ったような高音に比べると財津さんは柔らかいというか、つかみ所がなく歌いこなすのが難しい感じがしました。(苦笑)
オフコースもチューリップもフォークからバンドになってロックというかポップスという感じになって行ったような共通点も感じていました。

財津さんは俳優としても一時期活躍していて、いい味を出していたと思います。

それから、大学時代付き合っていた彼女がサザンとチューリップファンので「2222年ピクニック」(写真)のテープをもらったことがあります。
そういう意味では私にとってチューリップは青春の1ページでもあります。
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