信州山里だより

大阪弁しか話せないの信州人10年目。限界集落から発信している「山里からのたより」です。

通常総会「役員会」

2014年03月23日 21時49分01秒 | Weblog
2014年03月23日(日)記

今日、昨日といい天気でした。
澄み切った早春の空気の中、真っ白なアルプスの山並みがまるで屏風のように真っ青な空に浮かんでいる姿は神々しい感じです。毎日見ているのですが、そのたびに表情も違って見え、「いいなぁ」とため息が出てきます。
写真はお隣の家からの白馬三山から鹿島槍。なんども言うのですが、写真に撮るとどうしてこんなに山は低く写るのでしょう。



さて、今日の午後は、区の通常総会役員会でした。出席者は区の役員と各組組長、そして新組長の約15人。
来週の日曜日に開催される通常総会に向けての打ち合わせと意識統一、というところでしょう。

24年度の決算の確認と25年度の予算案についてが主なところですが、例年同じことの繰り返しなので大きな問題になることもなく、論議は進んでいきました。
ただ予算案については、その収入の確保についてはなかなか難しい問題を抱えていることも提議されています。

一つは収入減(戸数減)。
私が個のムラに入ってきた時は80数戸ありましたが、24年度は72戸、25年度は71戸に減少します。
これがすぐに収入減に直結です。
私たちの金銭的負担は1年間で、区費と公民館費を合わせて約2万円弱。この金額に世帯数を掛け合わせたのが区の運営費になります。
そして支出はなかなか減らない。

二つ目は区費の徴収基準についてです。
ムラは一昨年だったかその前だったか「限界集落」になりました。ということは、高齢の一人身老人も多い、ということです。
信州は高齢者も畑に出て働く人が多いというのは事実で、わがムラも「えっ、そんな年!?」という方が畑仕事をしていますが、年が経れば病気で長期入院したり、施設に入ったりする方も増えてきます。
当村もご多分に漏れずそのケースが増えてきて、さてこの方たちから区費を頂くことができるのか、ある組の徴収担当の某さんは、入院している人に「下さいとは言えなかった」、ということでした。

区には規約があって(それは市長が承認したものでムラの法律のようなもの)、「住民票を置いているものは区費を払わなければならない」と明記されています。
ところが子どもたちはここには帰るつもりがなく(これは当然でしょう。家も建て、職場もあり、子どもの教育もあるのだから)、介護や看護のために引き取ったり、子どもの居住地の近くの病院・施設にいれても、年寄り本人は「このムラにいるかたちで死にたい」「このムラから離れるのはいやだ」という強い希望があって、住民票を移さないケースがここ数年何件も起こり、こんな場合、区費の扱いはどうすればいいのか、大きな課題になっています。

私が大阪在住の折の自治会費は、年に数百円でした。
居住する負担はこれだけで、草刈り、道普請、除雪などの労働負担や日赤、自主防災、交通安全、神社や寺院などの当番は全くありませんでした(自治会役員や子供会役員などはありました)。その割に地蔵盆や盆踊り、自治会行事などでの経費は潤沢でした。

こうした都会に比べて、区の運営のもととなるお金の徴収のありかたとその額については近い将来、深刻になるのではないか。
ムラに若者が少なくなったので昨年から神楽が「当分の間休止」になったように、運営のもととなる「人とカネ」、今のうちになんとか知恵を出さなくてはと、再確認した寄合でした。

来週の「区通常総会」で、徴収基準、ムラ人たちはどんな結論を出すでしょうか。

3月22日(土)のつぶやき

2014年03月23日 04時36分12秒 | Weblog

????人殺しに加担してまで、潤いたくはない!

イスラエルへの武器輸出可能??

新原則案では「紛争当事国」へ輸出を禁じているが、
政府見解
「イスラエルは(禁輸対象国に)入らない」 chunichi.co.jp/s/article/2014…
pic.twitter.com/9kwbZBkENI

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