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喰らいたい魚を釣る 撃沈パイロット

趣味の飛行機とプラモデルと旅行の日記帳・たまに釣り記

釣った魚を旨く喰らう持ち帰り方法???

2010-09-21 07:53:48 | 料理

釣り師ならではの特権???と言えるのは
釣った魚を旨い状態で持ち帰る事。
私なりに色々と人に聞いたり、試して見ました。



方法は神経〆とかいろいろと有りますが、一般的には下記の3種類かな?

と思います。

 

1.釣って直ぐに血抜きして冷海水のクーラーに。

2.釣って直ぐに頭と内臓を取り、ジップロックに入れて冷海水のクーラーに。

3.釣って直ぐに、そのまま冷海水のクーラーに。

1.の場合、

a樽の中で血抜きをしてから、冷海水クーラーに入れる。

b冷海水のクーラーの中で血抜きをする。

の方法があると思います。

aの場合は一般的でbの場合は血でサメを呼び寄せる為、血抜き禁止の時に

クーラーの中で血抜きをする場合で、帰港時にクーラーの中の海水または冷海水を

全て入れ替えて氷を追加します。この場合は船上で氷の補充が出来るかどうかが

問題になると思います。

 

2.の場合。

これはジップロックに入る大きさの魚に限ります(笑)

これは帰宅後、台所が汚れない。残飯が出にくいと言う利点が有ります。

 

3.の場合。

1番簡単ですね。

 

 

鰺編
色々と試して見ましたが、1番美味しいな~と感じたのは、釣れて直ぐに冷海水の

クーラーに入れる事ですね。たまに、樽の中に入れっぱなしにして、死んでしまった物を

クーラーに入れてる方がいますが、これは論外かと思います。

 

サバ編

鯖は良く言うサバ折りにしたり、普通の血抜きにしたりと試してみましたが

中々安定した状態で持ち帰る事が出来ないです。

生きている時に血抜き(エラを切る)すると暴れるので、体温上昇し身割れするので

一気にサバ折りが良い。と聞いたのでそのようにしてみましたが・・・・・・・・・

結果は期待したように上手く行きませんでした(笑)

鯖で有名な松輪港の漁協では、釣れたら直ぐに冷海水につけるのが1番。との事でした。

 

ワラサ編

先日のワラサ釣りの時ですが、ここはサメ対策で血抜き禁止でした。

私は何もしないで直ぐに冷海水につけたのですが、たまたま針を飲まれて1本だけ

出血???(笑)してしまい自然に血抜きされた状態になりました。

この血抜きワラサと血抜き無しワラサを比べてみました。

 

血抜きワラサの場合。

内臓を取る時に血が殆ど出ず、台所が汚れない。

身が白く綺麗。

一晩寝かして捌いても、身から血が出ない。

血抜き無しワラサ

内臓を取る時に血が出すぎ~、台所が血だらけ。

身がいくらかピンク。

一晩寝かして捌いても、ジワジワと血がにじみ出る。

 

とこんな結果でした。

 

ある船宿のHPには

(氷を入れて海水をびんびんに冷しておく事がポイント!!)そして生きたままの魚をそのままクーラーの中に入れる。これが生き締め、魚の鮮度と旨みが一番最良の方法。釣りたての魚の血抜き(しめる)は止めた方がいいと思います。日持ちをさせるのには良いと思いますが、すぐにお刺身として食べるには生き締めが最高!!

と記されていました。

何故血抜きはしないほうが良いか、記されて無かったので詳しくは解りません。
先日ワラサ釣りで利用した船は釣り座の下に氷が入っていて、いくら使っても良かったのでこの場合は、冷海水で締める(生き締め)と同時に血抜きを行えるので1番良いかと思います。帰港時にクーラーの中の血は全て捨てて、新たに海水と氷を追加出来ますから、理想の青物の持ち帰りかな~と思います。

 

結論???????

 

中々結論が出しにくいのですが、帰宅後の処理を考えれば血抜き。

釣ってる時の手間を考えれば生き締め。って事になるのかな~???

ただ確実に言える事は、いつまでも樽の中に入れて置かないで、直ぐにクーラーの中に入れる事が大切だって事ですかね~。