ペースメーカーをつけている患者さんを治療することが増えてきました。精確にはペースメーカーをつけている方が鍼灸治療を希望されるケースが増えてきたということです。
おわかりでしょうが電気治療できないので鍼灸治療をされるケースがあるということです。
むろん鍼に電極を通す電気パルス鍼療法はできません。実際に鍼通電でペースメーカーが止まったという事例はありませんが、機械の説明書には通電両方の禁止が書かれていますので何かあった場合は訴訟になります。
話はそれましたがそういうことで鍼灸の需要は増えるはずです。
また腰痛や変形性膝関節症のような運動器の疾患で電気物理療法をされている患者さんでペースメーカーの手術を悩んでいる方がおられても鍼灸治療で対処できることを説明すればよいきっかけとなるはずです。
ペースメーカーをつけているからといって常に良好な状態が約束されているわけではありません治療点の位置、刺激量、方法を間違うと、動悸が起きたり、症状は悪化し、人によっては二度と鍼灸治療はしたくないという方もおられます。
実は免許をとって1年くらいしてからこのようなことをおこしてしまい、病室に行くと患者さんは部屋から出ていきすれ違いざまに「するんじゃなかった」とぼそっと言われました。もちろん主治医の鍼灸に対する不信はどうしようもありません。
それ以来、必要最小限の刺激量と治療点の数にしぼりやるようにしました。
とは言っても、高齢者の運動器疾患においては訴えが多いぶん治療点も増えてしまうのでそれを絞り込むというのは難儀です。
また治療前に動悸が起きた場合は程度により即効性は違いますが、先にその処置が必要となります。
①まず仰臥位になってもらい、前弯の心包経上の反応をみます。多くは左に出現するので左から触察したほうが効率がよいと思います。
②その反応点に処置するわけですが気虚の場合鍼の補法が上手な人は鍼でよいと思います。冷えがある場合は温灸がよいです。反応としてはげき門、内関、間使によく出ています。
③これである程度落ち着いたら治療開始です。
経絡治療では脈状をみて鑑別しますがペースメーカーで整えられているのであてにしないほうがいいと思います。
脈状をみて鑑別する経絡治療家がおられますがペースメーカーで歩調は整ってますのでお忘れ無く。
おわかりでしょうが電気治療できないので鍼灸治療をされるケースがあるということです。
むろん鍼に電極を通す電気パルス鍼療法はできません。実際に鍼通電でペースメーカーが止まったという事例はありませんが、機械の説明書には通電両方の禁止が書かれていますので何かあった場合は訴訟になります。
話はそれましたがそういうことで鍼灸の需要は増えるはずです。
また腰痛や変形性膝関節症のような運動器の疾患で電気物理療法をされている患者さんでペースメーカーの手術を悩んでいる方がおられても鍼灸治療で対処できることを説明すればよいきっかけとなるはずです。
ペースメーカーをつけているからといって常に良好な状態が約束されているわけではありません治療点の位置、刺激量、方法を間違うと、動悸が起きたり、症状は悪化し、人によっては二度と鍼灸治療はしたくないという方もおられます。
実は免許をとって1年くらいしてからこのようなことをおこしてしまい、病室に行くと患者さんは部屋から出ていきすれ違いざまに「するんじゃなかった」とぼそっと言われました。もちろん主治医の鍼灸に対する不信はどうしようもありません。
それ以来、必要最小限の刺激量と治療点の数にしぼりやるようにしました。
とは言っても、高齢者の運動器疾患においては訴えが多いぶん治療点も増えてしまうのでそれを絞り込むというのは難儀です。
また治療前に動悸が起きた場合は程度により即効性は違いますが、先にその処置が必要となります。
①まず仰臥位になってもらい、前弯の心包経上の反応をみます。多くは左に出現するので左から触察したほうが効率がよいと思います。
②その反応点に処置するわけですが気虚の場合鍼の補法が上手な人は鍼でよいと思います。冷えがある場合は温灸がよいです。反応としてはげき門、内関、間使によく出ています。
③これである程度落ち着いたら治療開始です。
経絡治療では脈状をみて鑑別しますがペースメーカーで整えられているのであてにしないほうがいいと思います。
脈状をみて鑑別する経絡治療家がおられますがペースメーカーで歩調は整ってますのでお忘れ無く。