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※症例は患者様の同医済み.

鍼治療は詐欺だった!?

2011-09-25 00:12:15 | 東洋医学
雑誌やテレビで、鍼治療をする前と後の温度変化を検証すべくサーモグラフィーで映し出しているのをよく見ます。たしかに温度が上がっていくことがよくわかります。温度が上がるということは血流量が盛んになるということも言えます。これは東洋医学の神秘を科学的に解明しているように映ります。
さてこれが神秘なのでしょうか?
鍼を打つ場合、ツボを目標としますが、離れたところの血流量が盛んになるというのは神秘かもしれません。しかし鍼を打ったところだけなるのは、ちょっと違うと思います。
例えば腰に針を打ちそのヶ所の血行が改善されますが、ケガをしたり打撲しても血液は集まります。神経が損傷のあったその付近の修復をするために脳にSOSを送り、脳は血液が行くように命令を出しています。それと共に痛みを抑えるモルヒネ様物質を放出します。

鍼は皮膚の下の筋膜付近の神経に痛みなく近づき接触するのです。その神経に接触するというのは、もしもケガだったら相当深いはずです。鍼は大けがをしたかのように見せかけて脳を欺き血流を促すのです。そして鎮痛物質も放出させるという、大胆不敵な大詐欺を行なっているのです。
こう考えると鍼は脳よりいちまいうわ手かも。

薬品の規制緩和によりよく自分で薬とかを買い、服用している人がいます。
たとえば肩がこり痛む場合、薬を服用すると、その成分は肩だけでなく頭から爪先、内臓まで血管を通して浸透してしまいます。
不必要なところにも行くわけですが、これで体に何もないわけありません。
よっぽど肝臓が丈夫な人ならよいですが、素人判断での薬の服用は危険だと思います。

そういう意味では、副作用の心配もなく必要な患部だけに集中して血行促進ができるというのは鍼の妙技でもあります。


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