『人間には使えない蟹語辞典』 金田一秀穂
新聞の書評で知り、図書館で予約…
行動が早かったせいか、すぐに確保できました。
金田一といえば、あの国語辞典の金田一一族。
3代目はかなり面白い方のようで…
テレビでもよくお見かけしますよね。
人間界に存在する慣用句、故事成語などを
ある種の生物が使うとしたらどういい方になるか…
という、冒険的な辞典です。
例えば…
人間でいう【前向きに考える】は蟹語では【横向きに考える】
人間でいう【高所恐怖症】はヤマネ語では【低所恐怖症】
人間でいう【空気を読む】はツバメ語では【湿気を読む】
などなど…
まことしやかな解説と共に楽しめます
【はじめに】の最後に
『ま、硬いことを言わずに読んでみてくださいな』と
あるのであまり深く考えすぎない方がよさそうです。
所々に挟まる、みうらじゅん氏との対談も笑えます。
満足度:
↑
あまり深く考えなければ
これ 私向きかもしれません
頭を使わずに楽しめる?みたいなので
読む人によっては ある意味?深く考えちゃうのかな?
5つ 読んでないけど私も5つ
どこまで真面目なのか、冗談なのか…
『この生き物が本当にこんなこと考えながら生きてたら笑えるな』
と生態を思い浮かべながら読むとグフフという感じです
若干、親父ギャグ臭いところも無きにしも非ずですが、
おバカなことを真面目に考えた辞典ということで
機会があれば立ち読みしてください←何故に立ち読み
しまいました
なるほどね...私好きだわ、きっと
探して立ち読みします
でも、本屋で一人大笑いの恐れも...
『ムフフ』です
逆に子供が元の意味を知らずに読むと危ないかも
本屋でひとり大笑い…ツボに嵌ると大変かもしれません。
カモフラージュにお嬢さんとデートを装った方がいいかも
言葉数を本当に知らないなと反省しています。
もっと勉強しなければと思う今日この頃です。
私は、近年、辞書を引くことなど皆無です
なので、こんなふざけたもの(著者は真剣です)を借りてしまいました
生活する上ではちっとも実用的ではない辞書ですが、
視点が変わると言い方がずいぶん変わってくるものだと感心しました
機会があれば立ち読みしてみてくださいね←どうしても立ち読み