SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

花のパリで

2023-05-19 08:17:00 | 日記

昨日は真夏日。
学校では
エヤコンきいて
涼しかったそうです。

    ✨✨✨✨✨




 
ウィナレッタ・シンガーは
シンガーミシンの創業者の
アメリカ人、
アイザック・メリット・
シンガーの娘でした。

父は複数の女性達との間に
25人の子供をもうけますが
ウィナレッタは
20番目の子供で
10歳の時に父が亡くなると
母と共にパリに移住します。

彼女は父から相続した
莫大な遺産を
フランスの文化芸術の
ために用いました。

シンガーは
同性愛者ですが
2度、貴族の男性と
結婚しています。

2回目の相手は
エドモン・ド・ポリニャック

31歳も年上で
やはり彼も
同性愛者でした。

二人が結婚したのは
お互いの利害が
一致したからなのですが
シンガーは貴族の
社会的に高い地位を獲得し
エドモンは金銭面の苦労が
一気に解消されたのです。
芸術の素養のある二人は
エドモンが亡くなるまで
深い友情で結ばれて
いました。

シンガーが
パリの中心部で
開いたサロンは
最も影響力のある
サロンのひとつとなり、
華々しく活躍する
音楽家達が訪れました。




15歳の頃に知り合った
フォーレのピアノに
心惹かれ
二人の友情はフォーレが
亡くなるまで続きました。

サロンに出入りしたのは
フォーレ、ドビュッシー、
ストラヴィンスキー
ラヴェル、シャブリエ。

ピアニストの
コルトー、
クララ・ハスキル、
ホロヴィッツ、
リパッティ。

音楽以外では
プルースト、コクトー、
モネ、ディアギレフ、

その他 サティ、ミヨー、
プーランク、クルトヴァイル
ファリャ。
そして
ロシア・バレエ団
パリ・オペラ座などを
支援していました。

  ✨✨✨✨✨

ラヴェルは
「亡き王女のための
パヴァーヌ」を
フォーレは
「ペレアスとメリザンド」を
ウィナレッタ・シンガーに
献呈しています。


フォーレ
「ペレアスとメリザンド」
シシリエンヌ
(2‘29‘‘)
指揮 トゥガン・ソフィエフ
ベルリン・フィル