原題: VACANCY
製作年度: 2007年
別題:-
製作国・地域: アメリカ 上映時間: 85分
監督:ニムロッド・アーントル
製作:ハル・リーバーマン
製作総指揮:
グレン・S・ゲイナー
ステイシー・コルカー・クレイマー
ブライアン・パスカル
脚本:マーク・L・スミス
撮影:アンジェイ・セクラ
プロダクションデザイン:ジョン・ゲイリー・スティール
衣装デザイン:マヤ・リーバーマン
編集:アルメン・ミナジャン
音楽:ポール・ハスリンジャー
出演:
ケイト・ベッキンセイル エイミー・フォックス
ルーク・ウィルソン デビッド・フォックス
フランク・ホエーリー メイソン
イーサン・エンブリー 自動車修理工の男
オススメ度:★★★★☆
ストーリー:
車で帰宅途中のデビッドとエイミーのフォックス夫妻。夫婦仲は冷え、離婚が決定的な2人は、車の中でも険悪な雰囲気。そんな矢先、車が故障してしまい、真夜中の田舎道で立ち往生してしまう。歩いてどうにか近くのモーテルに辿り着いた2人は、やむなくそこに1泊することに。薄汚れた部屋に通され、ますます不機嫌になっていくデビッドとエイミー。そんな中、ふとデビッドが再生したビデオには、趣味の悪いホラー映画らしき映像が映っていた。ところが、よく観てみると残忍な殺人シーンが行われている現場は、紛れもなく今彼らが泊まっているその部屋だった…。
コメント:
僕はいつも恐いもの見たさでホラーを見てしまうのだが、
実はどうしようもない”へたれ”だ。
ホラーを鑑賞中は、ちょっと携帯の着信音が鳴っただけで、
”ビクッ”としてしまう。
だから自分よりホラーが得意な人とは鑑賞しない。
だって自分だけビビッてたら恥ずかしいでしょ。
そんな訳で本作も一人で鑑賞。
ま、こんな僕だからこそ主人公の行動心理が理解できたというわけである。
”何度も部屋に戻ってしまう”という描写。
自分の足に自信がある人や、敵と何とか対峙しようとする人は、
何度も部屋に戻ったりしない。
だが本作に登場する夫婦は恐怖のあまり、
逃げようにも逃げ出せない死のパターンへと追いやられていく。
自分が宿泊しようとした部屋で、
過去に起こった惨劇がビデオで映しだされているという事実。
自分たちはその惨劇の被害者となってしまった事実。
しかも相手は実体化している生身の人間。
得たいの知れないものが襲ってくるより遥かに恐い。
突然激しく鳴り響く扉を叩く音。
点滅が繰り返される部屋の電気。
最初は強気で攻めていた夫のデビッドだが、
じわじわと攻撃してくる敵により次第に守りの攻撃へと転進していく。
視覚と聴覚による恐怖の脅迫により、思うように攻撃ができなくなるという心理だ。
つまり”へたれ”の心理。
扉をソーっと開けて外を確認しようとする行動、
追われたら逃げる行動がまさにそれだ。
追い詰められて死ぬか、潔く突撃して死ぬか。
”へたれ”か”猪突猛進”か。
本作でいうと、前者が夫、後者が妻で描かれている。
つまり僕にとってはあまりにリアルで恐い内容なのだ。
だから僕は今後これだけは守ることにする。
1.高速道路は降りない
2.車の点検は定期的にする
3.山奥のホテルには泊まらない
なぜなら”へたれ”は治せるものではないのだから…
行動パターンを修正するしかない。
製作年度: 2007年
別題:-
製作国・地域: アメリカ 上映時間: 85分
監督:ニムロッド・アーントル
製作:ハル・リーバーマン
製作総指揮:
グレン・S・ゲイナー
ステイシー・コルカー・クレイマー
ブライアン・パスカル
脚本:マーク・L・スミス
撮影:アンジェイ・セクラ
プロダクションデザイン:ジョン・ゲイリー・スティール
衣装デザイン:マヤ・リーバーマン
編集:アルメン・ミナジャン
音楽:ポール・ハスリンジャー
出演:
ケイト・ベッキンセイル エイミー・フォックス
ルーク・ウィルソン デビッド・フォックス
フランク・ホエーリー メイソン
イーサン・エンブリー 自動車修理工の男
オススメ度:★★★★☆
ストーリー:
車で帰宅途中のデビッドとエイミーのフォックス夫妻。夫婦仲は冷え、離婚が決定的な2人は、車の中でも険悪な雰囲気。そんな矢先、車が故障してしまい、真夜中の田舎道で立ち往生してしまう。歩いてどうにか近くのモーテルに辿り着いた2人は、やむなくそこに1泊することに。薄汚れた部屋に通され、ますます不機嫌になっていくデビッドとエイミー。そんな中、ふとデビッドが再生したビデオには、趣味の悪いホラー映画らしき映像が映っていた。ところが、よく観てみると残忍な殺人シーンが行われている現場は、紛れもなく今彼らが泊まっているその部屋だった…。
コメント:
僕はいつも恐いもの見たさでホラーを見てしまうのだが、
実はどうしようもない”へたれ”だ。
ホラーを鑑賞中は、ちょっと携帯の着信音が鳴っただけで、
”ビクッ”としてしまう。
だから自分よりホラーが得意な人とは鑑賞しない。
だって自分だけビビッてたら恥ずかしいでしょ。
そんな訳で本作も一人で鑑賞。
ま、こんな僕だからこそ主人公の行動心理が理解できたというわけである。
”何度も部屋に戻ってしまう”という描写。
自分の足に自信がある人や、敵と何とか対峙しようとする人は、
何度も部屋に戻ったりしない。
だが本作に登場する夫婦は恐怖のあまり、
逃げようにも逃げ出せない死のパターンへと追いやられていく。
自分が宿泊しようとした部屋で、
過去に起こった惨劇がビデオで映しだされているという事実。
自分たちはその惨劇の被害者となってしまった事実。
しかも相手は実体化している生身の人間。
得たいの知れないものが襲ってくるより遥かに恐い。
突然激しく鳴り響く扉を叩く音。
点滅が繰り返される部屋の電気。
最初は強気で攻めていた夫のデビッドだが、
じわじわと攻撃してくる敵により次第に守りの攻撃へと転進していく。
視覚と聴覚による恐怖の脅迫により、思うように攻撃ができなくなるという心理だ。
つまり”へたれ”の心理。
扉をソーっと開けて外を確認しようとする行動、
追われたら逃げる行動がまさにそれだ。
追い詰められて死ぬか、潔く突撃して死ぬか。
”へたれ”か”猪突猛進”か。
本作でいうと、前者が夫、後者が妻で描かれている。
つまり僕にとってはあまりにリアルで恐い内容なのだ。
だから僕は今後これだけは守ることにする。
1.高速道路は降りない
2.車の点検は定期的にする
3.山奥のホテルには泊まらない
なぜなら”へたれ”は治せるものではないのだから…
行動パターンを修正するしかない。