伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

【緊急拡散大歓迎】10/28「渡利の子どもたちを放射能から守る!」政府交渉

2011-10-23 21:23:46 | 放射能問題
福島市渡利地区の子どもたちを守るための政府交渉があります。
転送、拡散をお願いします。

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「渡利の子どもたちを守れ!」の署名にご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。
現在、署名は6,000以上集まっています。
10月8日に開かれた福島市の渡利・小倉寺住民向けの説明会では、国側は同地区の特定避難勧奨地点への指定を見送る方針を言い渡しました。
住民側からは、批判が続出しました。
詳しくは、下記をご覧ください。
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-a4b7.html

★10月28日に政府交渉
渡利の問題は、日本の避難政策の問題点が凝縮された形となっています。
責任を負うのは、やはり原子力災害対策本部です。
というわけで、下記のような政府交渉を予定しています。
渡利の住民が直接、政府とやりとりをする場としたいと考えています。
東京近郊の方は、ぜひご参加し、渡利のために声をあげてください。
また、拡散にご協力ください。

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【10・28】政府交渉 渡利の子どもたちを放射能から守ろう!
http://goo.gl/vBWXI
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◆日時:2011年10月28日(金)12:30~16:30(予定)
(12:00から参議院議員会館のロビーにて入館証を配布します)

<以下予定>
12:30~13:30 事前集会(情報共有など)
13:30~15:30 政府交渉
※冒頭に署名の提出
15:30~16:30 事後集会(交渉の整理、参加者からのアピールなど)

◆会場:参議院議員会館講堂(東京都千代田区永田町1-7-1)
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm

◆内容:署名の提出、事前に提出した質問に基づき質疑および交渉
http://dl.dropbox.com/u/23151586/111014_Watari_questionnaire.pdf

◆資料代:500円、福島の方々の旅費をまかなうため、カンパ歓迎

◆申込み:申込みフォームよりお申込みください。
https://pro.form-mailer.jp/fms/662fb05522873

◆主催:渡利の子どもたちを守る会(Save Watari Kids)、子どもたちを守る福
島ネットワーク、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)、国際環境NGO FoE Japan

◆問合せ
福島老朽原発を考える会(フクロウの会) 阪上 090-8116-7155
FoE Japan 満田(みつた) 090-6142-1807

※「渡利の子どもたちを守れ!」署名にご協力を
http://goo.gl/f1SKd

※参考情報
渡利地区・土壌汚染調査の結果、5箇所中、4箇所で、チェルノブイリの特別規制ゾーンレベルの汚染
http://hinan-kenri.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-2bc0.html

避難区域外の「福島」で今生じていること ~大波・渡利・小倉寺における情勢~
http://www.foejapan.org/energy/news/pdf/111012_s3.pdf

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【経緯】
10月8日、渡利・小倉寺地区で開催された説明会において、国・市は、両地区とも「特定避難勧奨地点の指定を見送る」と説明しました。
この説明会は、1,000世帯余りにしか通知が言っておらず、説明会の開催方法についても、住民から不満の声があがりました。
さらに、住民からは、下記のような要求がありました。

「詳細調査は、一部地域のみ。全世帯を調べてほしい」
「南相馬市などでは、毎時3.0マイクロシーベルト/時以下でも指定されている。
なぜ、福島市では指定しないのか?」
「南相馬市では、子どもや妊婦のいる世帯は、2.0マイクロシーベルト/時以上であれば、特定避難勧奨地点に指定している。

なぜ、福島市では指定をしないのか?」
「10マイクロシーベルト以上で、線量計が振り切れる箇所があちこちにある」
「除染はいつになったらできるのか」
「除染が済むまでの間、子どもたちを一時的に避難させられないか」
「避難したい世帯は避難し、避難費用は賠償するべき。残る人は残る人で高い線量にさらされることに対する補償をするといった措置をとってほしい」
「特定避難勧奨に関して、地区指定を行ってほしい」
「全世帯むけの説明会を、再度開催してほしい」

国・市は、このような切実な疑問に、きちんと回答しないまま、再度の説明会の開催の要求すら無視されてしまいました。
結局、夜半まで続いた説明会は時間切れとなって終了となりました。

私たちは、あきらめることなく、住民からの声を、直接、東京の原子力災害対策本部や経済産業省に届けていきたいと思います。10月28日に、東京の参議院議員会館において、原子力災害対策本部と交渉を行うことを予定しています。
また、それに先立って、10月26日に渡利において市民集会を開催します(詳しくはお問い合わせください)。

お誘いあわせの上、ぜひご参加いただければ幸いです。


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★FoE Japan原発チームの被ばく最小化に向けた活動にご支援を!
http://www.canpan.biz/products/detail.php?product_id=400
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国際環境NGO FoE Japan
  〒171-0014 東京都豊島区池袋3-30-8-1F
  Tel: 03-6907-7217  Fax: 03-6907-7219
  Web:http://www.FoEJapan.org

映画「いのちの林檎」上映会に行ってきました

2011-10-23 08:17:09 | 化学物質過敏症
我が家のご近所のナチュラル・ストゥーディオで、「いのちの林檎」キャンドルナイトの上映会があった。

私のブログでも紹介しました。
http://blog.goo.ne.jp/lynmiu_2011/e/2a829227ecf2820d0f32c26d839fe73a

 現在化学物質過敏症患者は成人で70万人、子どもも入れると100万人もいると言われている。
おととし「化学物質過敏症」が病名登録されたぐらい、患者数が多いということだが、治療方法があるわけではない。
発症の原因はシックハウスが6割、喫煙3割ということで、新築、改築の家が原因というのは悲劇的だ。
 
 岐阜市で農薬、化学物質の健康被害を長年行政に訴え改善するよう働きかけ、活動を続けられたOさん。
Oさん家族の発症はシロアリ駆除剤を床下に使った事が原因だった。
それと住宅地が窪地だったため、周りで使用された農薬などがたまりやすい地形も原因だったのではと言っていらした。

「いのちの林檎」の早苗さん親子は新築住宅に入居したことが原因だった。
だが、症状を悪化させたのは、近くのゴルフ場で大量に散布される農薬。
ひどくなる症状、生命の危機に行政に指導するよう、発作の映像を付けて要望書を出すまで、本当の深刻さは理解してもらえなかった。
それから減農薬で管理する事になったそうだ。
しかし、農薬を散布されたゴルフ場でプレイすれば、体にいいことはないはず。
農薬を使わず芝生を管理する事はできる。

 カメラに撮られることでも、激しい発作に襲われる早苗さん。
それでも化学物質過敏症の実態を知ってほしいと、激しい発作に襲われながら化学物質、農薬、電磁波、低周波から逃れるために、本当に車で寝泊まりしながら逃げている早苗さん親子の現実が描かれていた。

 自分の吐く息で発作に襲われるからマスクもできず、家の中に流れ込んでくる煙草の煙で、上空を飛ぶ飛行機の低周波で、消臭剤があるのでトイレにも入れず、いきなり昏倒し、息をとめてしまう。

 その早苗さんが何日も水も受け付けられなくなり、脱水で死にかけた時口にしたのは、下北半島で無農薬無肥料で林檎づくりをしている木村秋則さんの林檎。

 その木村さんも奥さんが農薬に反応するため、無農薬での林檎づくりに挑戦した人。
酢を散布して虫を寄せ付けないようにしていた。
下草を生やし放題にして、土中の農薬(肥毒)を抜く、野生の樹木が実をつける姿をお手本に、本当に見事な林檎が画面に映っていた。
自然農法そのまま、生物多様性の実践が見事に結実しているが、それまでの長い道のり、長年実を付けず収入がなかった困難な時期を飄々とした語り口で、語っている。

 佐倉市は今年度から「総合防除」という農薬を使わずに管理する方法を公共施設では行っている。
しかし、住宅街などで散布される農薬、除草剤で長年体調不良で悩んでいる人がいる。

この映画を是非多くの人に見ていただきたい。
少人数でも上映会は可能という事だ。
http://www.inochinoringo.com/index.html

監督、プロデューサーが上映会に来てくださった。
私のブログを読んでいただいて、「これは行かなくちゃ」と思っていただいたそうで、感激です。

私たち市民ネットワークでも是非上映会を企画したい、多くの人に観てほしい映画です。