伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

原木シイタケから放射性ヨウ素 検出

2011-10-13 10:38:23 | 放射能問題
県のHP
「県産シイタケの放射性物質検査結果について」

原木シイタケの最初の検査結果から微量ながら放射性ヨウ素が検出されている。
検出限界値未満であるが、ピークが読みとれたという事だろう。
素人ながらの理解だが。

福島原発は全く終息していないという事。

ストロンチウム、プルトニウム、アメリシニウム 続々と各地で報告されていますが、まだまだ続くという現実は重い。

それにしてもキノコは吸い取り紙のように、取り込むのですね。

大阪でも原木の放射能汚染が確認されたという事で、日本中、山のキノコは残念ながらあきらめなければならないようです。


    坂本さんより トリカブト 
      根も葉も勿論、全草猛毒で有名だけれど花はとても綺麗。
      口に入れさえしなければ安全で、良い被写体になってくれる。
      
何処かは秘密にします。
以前チョウセンアサガオがとんでもなく強い毒があると、子どもが中毒を起こした例を書いたことがある。

きれいな花には毒がある

「放射性セシウム除染が困難な理由」院長のひとりごとより

2011-10-13 09:14:20 | 放射能問題
ブログ「院長のひとりごと」が好きだ。
その中で、忘れられない記事がある。

9月1日「放射性セシウム除染が困難な理由」記事引用

放射性セシウムの恐怖 前編「除去をあきらめたロシア」から

チェルノブイリ原子力発電所の事故から25年。
 半減期が約30年の放射性セシウムによる土壌汚染が問題になっている。しかし、一方で放射性セシウムの除去を何年も行ってきたが、ロシアは結局諦めてしまった。それは何故なのか。

 チェルノブイリ原発事故では大量の放射性セシウムを含む放射能が飛散した。放射性セシウムは非常に反応しやすい物質で、常に他の元素と結合した状態で発見されている。IAEAが行った環境影響調査結果では、「屋根材やコンクリートにも容易に結合している」と報告がされている。
 放射性セシウムの半減期は30年。ガンマ線という波長の短い電磁波を光の速さで放射する。そして生物に衝突し、DNAを傷つける。飛散距離が長く、これを遮蔽するには10cm以上のコンクリート、鋼鉄、鉛、水しかない。


 塩(ナトリウム)よりもはるかに結合性の強いセシウム、それを除染できるといわれて、あなたは信用できますか。

注:もちろん、セシウムは単体セシウムではなく、塩(えん)になっています。
しかし、海風よりもはるかに強い腐食能力があるのは間違いなく、それゆえコンクリートにも、金属にも容易に結合してしまうのです。
(チェルノブイリで証明されています)

反応性が非常に高い金属原子が、ごくごく微量ばらまかた。
しかも半減期が30年。
除染が非常に困難な理由です。


目に見えない放射セシウムが、埃のように降り積もって言う情景が浮かんでしまう。

佐倉市の放射能測定結果、HPにアップされているが、地表面より空中線量が高い場所が結構ある。
路面の洗浄や地面の土壌のはぎ取りだけでは対応は困難な事例がこれからたくさん出てくるだろう。


10/22 「いのちの林檎」キャンドルナイト上映会のおさそい

2011-10-13 02:01:32 | 化学物質過敏症
キャンドルナイト映画会のお誘いをいただいた。
化学物質過敏症を扱ったドキュメンタリー映画ということで、私もプチ化学物質過敏症なので、身につまされる。

佐倉市は学校など公共施設を今年度から総合防除で建物管理をしている。
総合防除とは、なるべく農薬や殺虫剤を使わずに、建物を管理する方法のことで、大げさだが、私の1期目はこれに命をかけてきた。
何しろ命がかかっている人もいると言う事。
先進的な取り組みで有名な岐阜市にも視察に行き、議会質問でも何回も取り上げてきた。
佐倉市も積極的に進めると言うことで、昨年度末「総合防除の指針」をつくり、今年度から「総合防除マニュアル」を建物ごとに作って管理を行う事になった。

他市でもいろいろ働きかけているが、なかなかここまで動いている所はないと思う。
放射能対策と言い、総合防除といい、佐倉市は地味で、新聞でも取り上げられないが、なかなか進んだ取り組みをしている。

先日、小学生をもつ保護者の方から、
「学校で殺虫剤を今年は撒いていないんですよ」と報告があった。
彼女も農薬について、とても心配していたので、本当に良かったと実感したところ。
だが、施設によっては、トイレの方向から、芳香剤が漂ってくる。
これが化学物質とは認識されていないところがつらい。
議会質問でも、トイレボールの危険性は取り上げて、発がん性の問題点は指摘したのだが。

さて、主宰者のまきさんはとっても素敵な人。
その彼女からのお誘いなので、早速予約した。

以下、お誘い文です。

******************************

日本の全ての人に見ていただきたいと思うぐらい凄まじいドキュメンタリーです。。。
どうしてもご近所で上映させていただきたいと思い、小さいところですがフィルムを御借り出来ないかお願いいたしまして、今回のフィルムナイトにつなげることができました。


フィルムの中の早苗さんは笑顔を絶やさない、とても美しい女性です。
彼女がどうして標高1000メートルでテント生活をしなければならなかったか。家族の絆。
そして「奇跡のりんご」との繋がり。
これが実話だなんて!私は泣けて泣けてしょうがありませんでした。
ここではあまり多くはご説明しませんが、多くの方々にこのことを知っていただきたいです。
学校関係者の方、建築に携わっている方、政治家、医師、アレルギーのお子さんをお持ちの親御さん達、
化学物質過敏症の症状がある方々、孤独を感じている方々、農業を営んでいる方々、
企業の方がた、環境/食問題に取り組んでいらっしゃる方、やっぱり全てのみなさまに!

あまり「べき」という言葉は普段使わないようにしておりますが、この時ばかりは、今を生きている日本人全ての方にみていただくべきフィルムだと言い歩いています。
3/11のことがあって、さらに深く考えさせられ、観ていただきたいと願っています。
田中優さんも一押しです。


ドキュメンタリーフィルム
「いのちの林檎」キャンドルナイト上映会


世界で初めての化学物質過敏症を描いたドキュメンタリー。

木村秋則さんのりんごがひとりの女性の命を救った
http://www.inochinoringo.com/index.html

上映日:10月22日(土) 午後17時30分開場、18時上映
会場: Natural Studio(ナチュラル・ストゥーディオ)
    〜環境・平和・自然育児・自然食・農関連のワークショップスペース〜
      http://naturalstudio.wordpress.com/    

住所: 佐倉市宮ノ台3−1−10山万ビオトピアプラザテラス3
    (モノレール・ユーカリが丘線「中学校」駅下車すぐ左)
    お車の場合はマックスバリューやロータリー横の駐車場が
    共同駐車場になっておりますのでご利用下さい。

観賞料:1,200円(要予約)20日(木)までに申し込み
    (座席数に限りがあります)

主催:ぬちぐすい(いのちのくすり)の会

予約先:フィンドレィ麻紀(080−33698−0158) 
    または、maki.findlay@gmail.com