百物語改め「九一三・六物語」

夢日記・百合・数学・怪談・神社その他

キノコとデスハラ(死的嫌がらせ)

2012-08-09 | 百合
「このキノコって食べられる?」

「うん、食べられるよ。」

「わーい。じゃあ食べよっと。もぐもぐ。」

「死ぬ覚悟さえあればね・・・。」

「ちょっ!!それ食べられるって言わない!!
もう食べちゃったじゃない!!」

「大丈夫だよ。シィちゃんが死んだら私がちゃんと弔ってあげるから。」

「なぁんだ、セィちゃんが弔ってくれるのか。それなら良かった・・・って良くないよ!!
まだ死にたくないよ!!気が動転しちゃって決してするまいと心に決めてたノリツッコミをしちゃったよ!!!
もう感嘆符(ビックリマーク)を13個も使っちゃったよ!!15個に増えたよ!」





「―これが私とシィちゃんとの最後の会話でした。可哀想なシィちゃん。安らかに眠ってね。」

「セィちゃん!!私死んでないよ!勝手なストーリー作って勝手に殺さないで!」

「シィちゃんが死ぬ話はなんかゾクゾクして悲しくて切なくてそれでいて楽しいんだよ。」

「私はなんでこんな子と友達でいるんだろう・・・」

セィちゃんは私が死ぬ系の話をして嫌がらせるのを常にして楽しんでいる。
性的嫌がらせ(セクハラ)に対して死的嫌がらせ(デスハラ)と名付けて規制すべきだと思っている。


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