「OH!スーパーミルクチャン 」と大統領とクローン

「OH!スーパーミルクチャン」で、宇宙人が大統領の遺伝情報を盗んで、
クローンを作って、食用として家畜にする話があった。
自分の中では結構トラウマ回。

とある科学の超電磁砲の妹達を見てたら思い出した。

マナミが消えるまで

マナミはどこへも出かけず誰にも会わず、一人寝ていました。

1日目：
マナミはおなかがすいたので、自分の左足を切り取って食べました。

2日目：
マナミは自分の右足を切り取って食べました。

3日目：
マナミは自分の左手を切り取って食べました。

4日目：
マナミは自分の右手を切り取って食べました。

5日目：
マナミは自分の胴体を切り取って食べました。

6日目：
マナミは自分の顔を食べました。マナミは口だけが残りました。

7日目：
マナミは自分の口を食べました。

マナミは消えてなくなりました。

おしまい。

鯵の墓

買った鯵を腐らせてしまった。
地面に穴を掘った。
鯵を穴に入れた。
埋めた。
上に大きな石を置いてお墓にした。
朝顔の花を摘んで供えた。
マンジュウも供えた。

もうすぐお盆だなと思った。

サナと林

（この物語はフィクションです。実在の人物、団体、事件などにはいっさい関係ありません。）

いつものようにサナちゃんと一緒に下校していたら、サナちゃんが死んでしまいました。
とりあえず、いつも二人で過ごしている林へサナちゃんを連れていきました。
サナちゃんはいつもどおり優しい表情なのに、手をにぎると川の水のようにひんやりとしています。
なんとなくサナちゃんのとなりに寝転んでみました。
眠ったように目を瞑って死んでいるサナちゃんの顔を見ながら微笑むと、
「この子はもう私だけの女の子になったんだな」と思えました。
彼女の手をにぎったままお昼寝することにしました。
冷たい手をにぎっているとうれしさでゾクゾクしました。




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今回が100本目の記事です。
このブログは百物語をタイトルにしていますが、
今日、100本目のロウソクを吹き消すとバケモノが出るかも知れません。
トイレに花子さんが立っているかも知れません。
いたらいっしょに遊んであげて下さい。

幽霊短編集

テニス部の後輩が事故で死んだ。
でも、成仏できずに毎日部活に参加している。
なので、部活に出ているのに幽霊部員と呼ばれている。
死者でも試合にエントリーできるのか少し心配だ。



アミさんは爆弾を抱きかかえて爆死した。
なので浮遊霊なのに自爆霊と呼ばれている。


私は死んで幽霊になった。
特に恨めしいことはないが、折角なので、知り合いのところに出て
「うらめしやー」と言ってみる。
ちょっと楽しい。
頭に付ける三角形の布は給食当番で使っていた三角布で代用している。



「彁」は幽霊文字と呼ばれている。JIS基本漢字に含まれているけど、正体不明。読み方不明。


幽霊として生者を脅かす生活にも疲れたので幽霊から足を洗いたいが、幽霊には足がないので洗えない。


生きていたころにした借金を返したいが、おあし（お金）がないので返せない。


友達になりたい子がいるが、その子には霊感がないので話せない。