サナと林
2012-06-02 | 怪談
(この物語はフィクションです。実在の人物、団体、事件などにはいっさい関係ありません。)
いつものようにサナちゃんと一緒に下校していたら、サナちゃんが死んでしまいました。
とりあえず、いつも二人で過ごしている林へサナちゃんを連れていきました。
サナちゃんはいつもどおり優しい表情なのに、手をにぎると川の水のようにひんやりとしています。
なんとなくサナちゃんのとなりに寝転んでみました。
眠ったように目を瞑って死んでいるサナちゃんの顔を見ながら微笑むと、
「この子はもう私だけの女の子になったんだな」と思えました。
彼女の手をにぎったままお昼寝することにしました。
冷たい手をにぎっているとうれしさでゾクゾクしました。
■■■■■■
今回が100本目の記事です。
このブログは百物語をタイトルにしていますが、
今日、100本目のロウソクを吹き消すとバケモノが出るかも知れません。
トイレに花子さんが立っているかも知れません。
いたらいっしょに遊んであげて下さい。
いつものようにサナちゃんと一緒に下校していたら、サナちゃんが死んでしまいました。
とりあえず、いつも二人で過ごしている林へサナちゃんを連れていきました。
サナちゃんはいつもどおり優しい表情なのに、手をにぎると川の水のようにひんやりとしています。
なんとなくサナちゃんのとなりに寝転んでみました。
眠ったように目を瞑って死んでいるサナちゃんの顔を見ながら微笑むと、
「この子はもう私だけの女の子になったんだな」と思えました。
彼女の手をにぎったままお昼寝することにしました。
冷たい手をにぎっているとうれしさでゾクゾクしました。
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今回が100本目の記事です。
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トイレに花子さんが立っているかも知れません。
いたらいっしょに遊んであげて下さい。
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