呂先生の中国語ブログ

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中国本土で日本語教育の面白い話(下)

2011年01月07日 | 日本と中国の文化の違い


       桜日本語学校の上海でのイベント写真

前回の続きで、まず「学习顾问」と呼ばれるカウンセラーから、レベルチェックなどのカウンセリングを行い、払うべき金額をその場で設定してくれます。学習者は自分の目標レベルに達するまで通学できます。

対面指導のレッスン、パソコンで練習問題などが独学できるスペース、自由に参加できる文化イベント・・・多種多様な学習環境です~

「あれだけ反日でありながら、そんなに日本語を勉強する事に熱心なんて不思議とは思わない??」と友達が半分冗談で語り合っています。データによると昨年、中国での日本語学習者は70万人以上になるとされていますね~

理由はいろいろあると思います。1/3の学習者は日本のアニメやドラマなど日本文化の影響を受けた「哈日族」で、他には中国へ進出された数多くの日系企業に関係が深いのではないかと思います。

欧米系企業に次いで日系企業においても「外資系への就職」ということで報酬が割高のため、やはり実需がある限り日本語を学ぶ情熱は減ることがないでしょう~

一言中国語
学习顾问(xué xí gù wèn)→学習カウンセラー
学习环境(xué xí huán jìng)→学習環境
学习热情(xué xí rè qíng)→学習情熱
哈日族(hā rì zú)→日本文化に熱狂する若者

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2 コメント

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なるほど~ (呂先生)
2011-01-08 12:35:16
なるほど、勉強になりました~我最近对韩国文化很感兴趣,谢谢您告诉我!
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反日と日本語学習熱 (お節介じいさん)
2011-01-07 20:30:26
反日感情と日本語学習熱とは、あまり関連がなさそうですね。私たち日本人は、反日の国と言えば、真っ先に韓国を連想しますが、韓国人もかなりの反日です。韓国では知日派はいても、基本的には親日派は存在しないそうです。しかし韓国人の日本語学習熱は、中国人の更に上を行くと思います。私は日韓国交樹立直後の韓国を旅行したことがあるのですが、その当時でも、すでにソウルの町に日本語学校が林立していました。
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