仕事による出張等で中国へ行った場合、現地でもらった領収書を会社で経費請求すると思います。その際に「壹、贰、叁、肆、伍、陆、柒、捌、玖、拾」等、見てもよく分からない漢字の数字が書かれている場合がよくあります。
中国では不動産の購入など金額が大きな領収書や正式な書類には、大文字(中国語では「大写」といいます)の数字を使うのが普通です。
話によると、中国史上唯一の女帝となった武則天(ぶそくてん)から、数字の改ざんを防ぐためこうした数字の大文字を発明し、それ以来の歴史があるようですね~
一言中国語
大写数字(dà xiě shù zì)→大文字の数字
报销(bào xiāo)→経費を請求する
涂改(tú găi)→改ざん