まっさらの心を震わせて

2005-02-26 15:09:23 | tatsuya
 即答の次ぐ即答。彼へのインタビューはいつだってそんなふうだ。
躊躇を嫌い、風の速さで言葉を返す。
うまく答が見つからなければ、実に潔くそう告げる。
そう、彼は十五のころから、ずっとこうして戦ってきた。
言い訳も理論武装も通用しない壮絶な現場へ、丸腰で挑み続けた七年間。
そして今、その瞳に映る景色とは。


シアターワンダーランドという雑誌に
このスターを観に行こうという特集で竜也くんが筆頭を切って載っています。
竜也くんに続いて、松たか子さん・鈴木杏ちゃん・堺雅人さん・
内野聖陽さん・佐々木蔵之介さん・大竹しのぶさん・唐沢寿明さんと
演劇界の今乗ってる俳優さんのインタビューが載っています。

他にもこの才能に溺れたいと言うコーナーで、
蜷川さん・野田秀樹さん・三谷幸喜さん・松尾スズキさん・
宮藤官九郎さん・鴻上尚史さんなどが載っています。

この雑誌、竜也くんが載っているということで
見つけてすぐ、レジに持って行ったのですが、
値段を見てびっくり!・・・2205円也・・・高ッ
オールカラーだし、60年代~現代になるまでの代表作のポスターが載ってたり。
演劇通にとったら2205円の価値は十分ある雑誌なのかもしれません。
ま、私は竜也くんが載ってたら何でもいいんですけどね

竜也くんのインタビューの内容はですね、

これまでのターニングポイント
いっぱいあるけど中二の池袋で身毒丸のチラシを受け取ったあの瞬間

演劇との接点が無かったのになぜ挑戦したのか
よくわからないまま勢いで突き進んだ。
でも今まで続けてこられたのは
舞台ひとつひとつに出会いの連続だったから。
「エレファントマン」では、観客の力で芝居が変わると言う面白さ、
「オイル」では肩の力を抜いて思いっきり楽しむことを知った。
そして「ハムレット」では、仕事や生活、あらゆる物事の考え方が変わった。
プレッシャーを乗り越えたと言う自信が今後の力の源。

俳優という仕事において一番緊張するのはどんな時
常に。本番のたびにものすごく怖い。
弱法師のワンシーンのように、自分に向かって炎が降ってくるような恐怖心。
これと一生つきあうのかと思うと、正直かなりヘコむ(笑)
舞台は日々違う。演じながら視界が開けるときもあれば、
アレだけ稽古したのに・・・と思うときもある。
七年経っても恐怖心は変わらない。

心が揺れることに慣れたり、感覚が鈍ったりすることは
ない。
舞台以外でも、イギリスに行くたび“すっげえ国だな!”と心底思うし、
高校サッカーを見てマジ泣きした。でもテキトーなところはテキトー。

では逆に、絶対テキトーにしたくないところは
簡単には言えない。強いて言えば“自分の気持ち”
芝居や自分の生き方に対する気持ち。
蜷川さんのように、自分が築き上げてきたものをどんどん崩しながら
新しいものを生み出してる人はかっこいいし、自分もそうありたい。

最後の質問。舞台の上でどんな感動を味わいたいか
(しばし考えて)思いつかない。だって常に感動してるから。
「ロミオトジュリエット」では毎回ジュリエットに出会うたびに感動していた。
「ハムレット」では父の亡霊と向き合うたびに心が猛烈に揺れ動いた。
意識せずに、その作品の世界をきちんと生きて、
そこで生まれた新鮮な感情に身を任せる。
僕の仕事はそれに尽きると思う。


潔いコメントですね。
まだ22歳だなんて思えない。
以前何処かで、竜也くんのコメントはそのまま記事に使えるなんて
話を読んだことがあります。
編集せずに使えるほど的確明瞭な日本語なんでしょうね。
日本語を上手に使うのって、改めて考えると難しいですよ。
(だからといって、英語が簡単だとは言いませんよ)
いろんな言葉を考えながら選んで話す。
今時の若い子には珍しいですよね(若くないけど、自分も含めて)。
自分の考えをしっかり持ってなかったら出来ないです。
舞台での今迄の経験が、人生においても自信に繋がるんですね。




思いっきり余談なんですが、
この写真の服って衣装じゃないですよね。
この姿だったと思いますよ。
大阪でのロミジュリ初日で、エレベーターから降りてきた人が着てたの。
ねぇ、違うかった?すばちぃ?





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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
んんんんん。。。 (すばる)
2005-02-27 23:34:30
この服やったっけ?

うーん。。

股上浅いジーンズからおパンツが見えてるのに

釘付けなってて。。服の色さえ覚えてない私(笑)

コメントが大人っぽくシッカリしててもやっぱり今どきの若者なのねっ

あの股上は私にははけません。

ソワソワソワソワソワソワするわっ

ちなみに無駄に広~い個室のトイレもソワソワソワソワソワソワ。。。

福井にねっ個室の一つ一つが庭仕様になってるトイレがあるお土産屋があったんよ。

ご丁寧に一部屋一部屋デザイン違ってて名前もついてて。。

日本庭園みたいになってる中に便器が。。。

ソワソワの極み。

いままでの私の人生の中でピカイチの意味不明なトイレざんす。

しかも五木ひろしの歌が全開に鳴り響てる。。

(ん??話題ズレたな。。妙な方に。。笑)
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日本庭園便器。 (ちゃむ)
2005-03-01 04:18:17
今日は弾かれないかな?(笑)



完全にそのお土産屋さんの

趣向ですな。

お部屋の名前はシンプルでしたか?

雲流の間、とかだったら

やだなぁ~、おい。



「エレファントマン」では、観客の力で芝居が変わると言う面白さ、「オイル」では肩の力を抜いて思いっきり楽しむことを知った。そして「ハムレット」では、仕事や生活、あらゆる物事の考え方が変わった。>

ここの一説が宝物です。

お高かろうが即買いでした。

っはあー・・・

そろりと燃え尽き症候群。(爆)



↑ インフル、子供の高熱って

脳炎を心配せんでもええのん?

子種よりも先に。

お大事にして、るなちご家族にも

うつりません様に。
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日本庭園トイレ (すばる)
2005-03-01 23:22:53
http://www.fukui-tv.co.jp/program/tassya/tas_ken19960415.html



ここに↑少し写真が載っておりました。

みんなやっぱりソワソワするのね~(笑)

返信する
へんなおじさん (るなち)
2005-03-01 23:34:35
名物トイレとして観光バスが立ち寄るって事?

ま、人が寄ればそれなりに土産も売れるし収入になるって事ね?

演歌歌手の石碑から声が聞こえたり滝が流れたりってのは

壬生寺の近藤さんを思い出したよ(行ったこと無いけど)。

壬生寺は音楽にお金取るもんね。

ここはどうなのだろうか・・・



最近、家庭用トイレも広い家がある。

そんなに広くしてどうすんの?って思うよ。

だってさ、ドアをノックされてもノックし返せないもん。

声で「入ってま~す」って言わんと。

手を伸ばしてドアに届くか届かんかで

ソワソワ度が違ってくるよね
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最近の公衆トイレ (すばる)
2005-03-02 00:56:20
すっかりトイレの話題になってしまったけど(笑)

今日、日本でもお金のいる公衆トイレがあるってTVで言ってました。

(中国とかにはトイレ婆が座ってるんやっけ?)

京都も観光地に2箇所ほどあるって言ったかな?

100円を入れると戸が開きます。

(婆はおらず、自動だす。。停電が怖い?)

中はお金をとるだけあって、とても清潔らしいです。

10分経つと戸が開きます。

おぃおぃおぃおぃおぃ。。。

まっタダで延長もできるらしいが。。

そりゃ、タダで延長にしてくれんとっ

小銭惜しさに慌てて絞り出さねばねぇ?

ターイムショーーーーーーーーック!(古い 笑)トイレ版

ソワソワトイレ、ここにも発見。





最近の家のトイレ。

ほんとっ広いとこあるよねぇ~

手洗い場がわざわざ作ってあるのが当たり前?

ジャーッと流してタンク上のチョロチョロ出る水で手を洗う我が家は時代に取り残されつつあるのかっっっ

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なんや・・・ (ちゃむ)
2005-03-02 03:45:33
素敵な竜やんのお写真の下では

トイレ話。

うははあ~、ぷりんぐるさん

どうぞ竜っちゃんを

イメキャラに採用して下さい。

おパンツの見えるヒップハングの

ジーンズ存分に穿かせてやって

下さい。(爆)

デールヘッドも切れた

ことですし。



ぅ。商魂逞しいおぢちゃん。

うちのダンナが観光バスの

運転手なので、観光地事情を

こっそりと。

観光地のお土産屋さんてね、

駐車場を使わせるのにお土産を

一点必ず買わせる契約を

させます・・・

んじゃなきゃ停めさせんと。

脅迫やねん。
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裏事情ね(笑) (るなち)
2005-03-02 23:28:46
観光バス数台なんかでお越しのお客様だとめ~っちゃおいしいね

その人たちが一人一つずつお買い物してくれたら凄い売上になるよ。

ま、バスの数にもよるだろうけど・・・

それに全員買うって保障はないしね・・・



京都の有料トイレ

私もテレビで見た~

お金取るだけあって、めちゃ管理されてるな。

便座も毎回消毒されて出てくるし、

床も水洗いされてるみたいやね。

事前にお知らせされるってわかってても

ドアが開くってのは恐すぎ~~~

海の家なんかのシャワーも時間が過ぎたら水止まって

最悪な状態になるけど、ドア開くよりはマシか・・・?

どっちもいやじゃ
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