旅してマドモアゼル

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いまもなほ

2006-12-22 | お手軽ケータイ日記
本日は、錦糸町のすみだトリフォニーホールに来ています。

すみだトリフォニーホールとくれば

新日本フィルの定期演奏会会場

指揮は、クリスティアン・アルミンク

ではなくて

本日は、巨匠小澤征爾氏を迎えての定期演奏会です。

さて気になる演目ですが

一曲目は、ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調。

そのピアノ演奏は

…このために、この忙しい時期にチケットを取ったといえる…

奏者、ユンディ・リ

彼はやっぱり期待を裏切らない

というか、期待以上の演奏を聴かせてくれる

…昨日のピアノ協奏曲『皇帝』が、どうにも期待はずれだっただけに……

『第九』は良かったんですけどね…


それはさておき

ラヴェルの曲の軽快さ、繊細さ、求められる技巧の高さを

ユンディらしい音色の多彩さと、透明な美しい音の響きで表現する

特に第2楽章の、弦管楽器とのハーモニーの美しさ

どうしたら、あんな音を奏でられるのか

真似出来るものなら真似したい…

恒例のピアノ・ソロアンコールで弾いたノクターンは、11月に上野で聴いた時より、その音が一層磨かれていて、余韻の美しさは勉強になりました!

ユンディと小澤氏を見ているうちに

千秋とシュトレーゼマンを思い浮かべた私

のだめの影響受けすぎだろ?

………


で、二曲目は、チャイコフスキーの交響曲第一番ト短調『冬の日の幻想』。

私が大好きなチャイコです♪

しかも、この季節にぴったりの選曲。

ちなみに私、小澤氏の指揮をナマで聴くのは初めてなのです。


新日本フィルの演奏は、すごいなぁと、アルミンク氏指揮の時も思ってるのですが

弦楽器はもちろんのこと

管楽器が本当に素晴らしい!

………

第四楽章フィナーレ

ロシアの民族舞踊曲風な旋律の後にやってくるクライマックス

まるで電流が体の中を走り抜けたように、全身総毛立ち

ゾワゾワッと

一気に感動が…いや

感動なんて当たり前の表現では物足りないほどの、衝撃的感動

ああ

そうなのか

これが

世界のマエストロなのか


あまりの衝撃に

胸が息苦しくなりました

涙が溢れそうでした


小澤氏が病を克服して、この世界にカムバックしたことを

本当に、本当に良かったと

音楽の神様に感謝したくてたまらない


あの時間の余韻は

今もまだ

胸をときめかせるほど

続いています


Happy Holiday 前に届いた

素晴らしい Present


今宵は良い夢を見そうです…

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