カンヌ国際映画祭などで話題になったショートフィルム『アパートの一室、6人のドラマー』を長編化した異色作。街にあるさまざまなものを楽器にし音楽を作り出す音楽テロリスト集団と、オンチで音楽に嫌な思いを抱く警官との攻防を描く。監督は、スウェーデン出身のオーラ・シモンソンとヨハンネス・シューネ・ニルソン。手術室で外科医に変装したテロリストたちが患者と手術器具を楽器代わりに演奏するなど、奇想天外なテロシーンの数々は必見。
音楽一家に生まれながら幼いころからオンチで、音楽を毛嫌いする警察官アマデウス(ベンクト・ニルソン)は、職場でかかっている音楽であっても我慢できない。ある日、事件現場に残されたメトロノームをヒントに捜査に乗り出す。一方その頃、日用品をはじめ、街中のあらゆる場所でいろいろなものを楽器代わりに音楽を作り出す謎の6人組が、何と音楽テロを起こすと予告する。
音楽テロって意味解らないって言う人には、理解出来ない映画。私もその口だ。主人公が音痴というところは、共感できたが・・・。
おすすめ度 ☆☆
原題: SOUND OF NOISE
製作年度: 2010年
監督: オーラ・シモンソン 、ヨハンネス・ファーネ・ニルソン
上映時間: 102分
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